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目標の振り返り

新しい学年が始まって2ヶ月が経ちました。
学年当初に考えた学年目標。
クラスみんなで考えた学級目標。
子どもたちは、意識して日々過ごせていますか?
先生は、意識して日々指導できていますか?
考えただけ。教室に目標を掲示しているだけ。では意味がありません。
目標を達成するために、日々実行することが大切です。
そのためにも、定期的に振り返りを行いましょう。

学年目標

1.振り返りの方法

私は、2ヶ月ごとに目標に対する振り返りを子どもたちに行わせています。
ぴったり2ヶ月ごとというよりは、行事の後やクラスの雰囲気が良くないなと思ったタイミングで振り返らせることが多いです。

振り返りの方法は、紙媒体でもデジタルでもいいですが、
個人でじっくりと振り返らせること
点数とその理由を書かせることをオススメします!

⬆️この年は、「学年で集団を育てる」ことを意識していました。
クラス目標も学年目標を達成するための小目標だったので、大元である学年目標について振り返らせていました。
クラス目標だけを振り返るのでもいいと思います。

点数をつけた方が、個人の変化がわかりやすいです。また、グラフにして視覚化すると子どもたち自身も自分たちの成長を実感できます。

2.振り返りの共有

個人で振り返りを行った後が大切です!

個人で振り返りを行わせたら、全員分の「点数」を控えておきましょう。「理由」は気になるものだけ控えておきます。そして、グラフにします。

そして、そのグラフを見ながら、みんなでクラスの課題について考えます。

クラスの雰囲気(状態)が良くない時は、点数が低いです。多くの子が、不安や不満を理由の欄に書き記します。
クラスの雰囲気(状態)が良い時は、点数が高くなりますが、数人、不安な思いを抱いている子がいたりします。

ありのままの結果を先生から伝え、匿名で理由も読み上げます。

クラスの課題を共有したら、課題解決のための手立てを考えます。

そして、数日間はその決めたことを徹底して実行します。

いつでも目に付くように、黒板の端の方に書いておき、
朝の会で確認したり、終わりの会で振り返ったりすると意識できる子が増えます。

「こんな学年になってほしい!」
「こんなクラスにしたい!」
と思って立てた目標。

でも、
なかなか変わらない子どもたちにイラッとしてしまったり、
何をしたらいいのかが分からなくなってしまったりすることがあるかもしれません。

そんな時は、目標を振り返って、クラスの課題を子どもたちと一緒に共有してください。
そして、課題解決のための手立てを考えてみてください。

子どもたち(集団)は、すぐには変わりません。

教師が(目標や課題解決の手立てを)意識して子どもと接すること
そして、子どもたちに意識させることが大切だと思います。

それらを積み重ねれば、子どもたちは必ず変わります!

では!🐢



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