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【中医学】血圧の薬の副作用で糖尿病

血圧の薬の副作用で起こる病気はいろいろあります。

血圧は、高すぎてもダメ、低すぎてもダメ。

例えるなら

浄水場のポンプ圧が高すぎると、道路のあちこちでマンホールから水が吹き出します。

逆に、浄水場のポンプ圧が低すぎると、蛇口をひねっても水が出てきません。

自然界で起こる現象と体の中で起こる現象は同じ。

血圧が高すぎると脳や肺で血管が破裂します。

しかし、血圧が低すぎると手足の末端まで血液が流れません。

するとどうなるか。

本日も3ステップで解説していきましょう。


1)血圧が低すぎると起こる病気

たくさんあるのですが、患者様の一例を挙げてお話ししましょう。

この患者様は、

血圧の薬を4年前から1種類だけ飲んでいました。

1年前から血圧の薬が2種類に増え、さらに半年前から糖尿の薬が増えました。

これは薬局ではよくあることで、

血圧の薬、糖尿の薬、コレステロールの薬、痛風の薬が順番に増えていきます。

薬局では、

「お薬3点セットまたは、お薬4点セット」

といいます。

毎月毎月、治療でもないお薬を定期的に購入していただけ、薬局経営にはありがたい患者様たちです。

しかし、私の薬局は、3年かけて体質改善と教育をして薬を減らしていく方針の薬局なので、お薬を減らしていくことに抵抗がある患者様に対しては、初回の時点でお断りさせて頂いております。

2)血圧は理由があって高くなる

ヒトのからだの仕組みはとてもシンプルでうまくできています。

そもそもなぜ血圧が高くなったのか?

この患者様は、むくみ(からだの中の水たまり)のために、血圧が高くなりましたが、2種類の血圧の薬で無理やり血圧を下げました。

すると、手足の末端まで血液が届かなくなったので、からだは血液に粘りをつけて、末端まで届くようにしたのです。

3)血液にどうやって粘りをつけるのか

体は、ビール、お菓子、パン、米、芋などの糖質を使って、血液に粘りをつけて、手足の末端まで血液を送れるようにしたのです。

自然界で例えると

水はサラサラしているけど、水に砂糖をたくさん溶かすと水飴になり、とろ〜っと粘りが出ます。

大切なことなので、2回目いいます。

自然界で起こる現象は、からだの中で起こる現象と同じ。

結果、この患者様は、血圧を下げすぎたために、糖尿病になったのです。

しかし、ここで注意。

全ての患者様が血圧を下げすぎたら、糖尿病になるのではありません。

人それぞれ、運動・睡眠などの生活習慣、食習慣、年齢、性別が違うので、どのような副作用が出るのかは、中医学診断の四診(望診・問診・聞診・切診)が必要となります。

中医学は、とてもシンプルで勉強すれば誰でも理解できます。

四診(望診・問診・聞診・切診)は、技術です。

技術とは、生まれ持ったセンスではなく、勉強すれば誰でもできるようになります。

2024年4月から全国で中国医学協会の薬膳コースが始まります。

初級から上級まで約2年間、総額50万円ほどかかります。

健康の知識は、大切な人に送ることができる知的財産です。

勉強すると覚悟を決めた人にだけ見える景色があります。

【申し込み方法】 カワモトは大阪第4土曜クラスの講師です
・中国医学協会のHP
・oosaka890sat@gmail.com


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