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【中医学】潰瘍性大腸炎に苦しんだ10年 体質改善で休薬へ

潰瘍性大腸炎は、下痢(便が軟らかくなって、回数が増えること)や血便、腹痛があります。

難病指定され患者数の多い病気。
原因不明のため、症状を抑える薬が処方されます。

私の患者さんは、
59歳、男性、一人暮らし。
食事は、近くに住む母親と一緒に食べる。
運動は、通勤片道15分の自転車。

私と同じ会社に勤めるので、日々の生活習慣がよくわかります。

結論からいうと
潰瘍性大腸炎は、年齢に合っていない生活習慣の積み重ねが原因です。



1)許容範囲を超えた生活習慣の積み重ね


人が病気になるのは、許容範囲を超えた生活習慣の積み重ねです。

病気は、結果で必ず原因があります。

その原因は、許容範囲を超えた生活習慣の積み重ね。

これくらいは、いいだろうという
お菓子の食べ過ぎ、ジュース飲み過ぎ、不必要な薬の飲み過ぎなど。


例えば、
味噌汁を作る時、豆腐を入れて、油揚げを入れて、キノコを入れて、野菜を入れているうちに、鍋から吹きこぼれそう。

最後に、味噌を足したら、鍋から吹きこぼれたというのと同じ状態。

これくらいは、良いだろうと思っていた生活習慣が、自分の許容範囲を超えたときに、人は病気になります。

そして、許容範囲は、年齢とともに小さくなります。

2)許容範囲とは?

若い時は、24時間起きていても次の日も働けますし、遊びにも行けます。


しかし、年をとると若い時のように、無茶な働き方や遊び方ができなくなります。

これが、年をとると許容範囲が小さくなるということ。

例えると
若い時は、大きな鍋だったけど、年をとると小さな鍋になるので、考えずに具材を入れるとすぐに鍋から味噌汁が吹きこぼれます。

たくさんの潰瘍性大腸炎の患者さんとお話ししていて、潰瘍性大腸炎が治りにくいと言われる原因は、
・自分の許容範囲がわかっていない
・体に負担がかかる生活習慣が多い

という共通点があります。

3)自分のことは見えない

灯台下暗しとは、「人は身近なことには案外気付かない」ことを意味します。

これは、病気だけに限られたことではありません。

例えば、あなたの大切な人は、誰ですか?

答えは、自分です。

自分を大切にできない人は、家族や仲間を大切にできません。
これは、人間関係の知識の原理原則です。

人は、最も身近な自分を大切にせず、後回しにしてしまう傾向があります。
理由は、誰からも教えてもらっていないから。

潰瘍性大腸炎だけに限らず、人が病気になるのは、自分の許容範囲を超えた体に負担がかかる生活習慣を積み重ねです。

人は、自分のメンテナンスを後回しにしてしまう傾向があります。
理由は、誰からもその必要性を教えてもらっていないから。


【ちょっとくらいいいかオバケ】
✅少しくらいなら飲みすぎてもいいか
✅めんどくさいしシャワーだけでいいか
✅ネットサーフィンで少しくらい睡眠時間が少なくてもいいか
✅運動はめんどくさいから今度でいいか
✅ゲームで座りっぱなしで腰が痛いけど薬を飲んで誤魔化したらいいか
✅口が寂しいのでお菓子を食べてもいいか

ちょっとくらいいいかオバケの正体は、煩悩(ぼんのう)です。
あかんとわかっていて、悩み煩う(なやみわずらう)。

ここが人間に生まれてきて楽しいの思える部分です。
複雑なココロを手に入れた人間だからこそ味わえる心理。

たぶん他の動物なら悩み煩うことなどあまりないでしょう。

まとめ

潰瘍性大腸炎を治すには2つ
①体のメンテナンスをして許容範囲を広げる
②ちょっとくらいいいかオバケを少しだけ減らす

人生を変えるのは、柔軟な行動力と自分を信じる継続力です。

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