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Problem 【PASONAの法則】の解説④

さて今回は、Problem 【PASONAの法則】の解説④に入っていきます。

もうだいぶ読み手の【問題】にアプローチする方法はわかってきたのではないでしょうか。

今回の題名は

【質問を投げかける】

問いかけの形になっている見出しはよく見かけると思います。
それらには2つの効果があります。

1 読み進めてもらいやすくなる

質問をされると脳は答えを探そうとすることが知られている。
例えば、見出しで「なぜ〇〇なのか?」と問われると「〇〇だから」と
その先を読んでみたくなる。


2 その後なんらかの行動を促す効果がある

行動経済学では、「プライミング効果」と呼ばれる。
プライム」とは「先行刺激」という意味で
「先に刺激を与えられると、あとの行動に影響が出ることがわかっている。」
例えば、「今後6ヶ月以内にPCを購入致しますか?
と聞くと購入率が35%上がると言われているそうです。


読まれる見出しのポイントは簡単です。文末に「?」をつけることです。
これがあるかないかでは、続けて読んでもらえる可能性はずいぶん変わってきます。

それでは今回もこのテーマで使えるおすすめワード7選を紹介します。


① どうして〇〇なのか?

「なぜ〇〇なのか?」と同じパターンだが、「どうして」の方が使われる頻度が少ないため、既視感やマンネリ感が少ないのでおすすめ。

★使用例

どうして彼らの店だけ満席になるのか?
●私がどうして投資先を変えたのか?

別表現:〇〇の理由、〇〇が××であるワケ


② こんな間違いをしていませんか?

「こんな」という言葉があると、どんなことか知りたくなる。
ましてや、それが間違いなら、なおのこと知りたくなるだろう。


★使用例

●取引先へのメールでこんな間違いしていませんか?
●あなたは敬語でこんな間違いしていませんか?

別表現:誰もがやりがちなミス、やってしまいがちな〇〇

③ どのタイプ?

疑問形で問いかけ、選んでもらう。
「自分が何に該当するのか」確認したくなる。


★使用例

●あなたはどのタイプ?貯蓄タイプ?投資タイプ?散財タイプ?
●今度の風邪はどのタイプ?鼻、咳、喉タイプ別対処法

別表現:何タイプ?、〇〇の○分類(パターン)


④ していますか?

「〇〇していますか?」の「〇〇」の部分が、後に続く問いかけのおかげで記憶に残りやすくなる。
ズバリ商品名を入れるのもインパクトに残る。

★使用例

●セコムしてますか?
●雨の日の紫外線対策していますか?うっかりするとシミ原因に。

別表現:できてますか?

⑤ ご存知ですか?

この表現には2つの効果がある。
1つは「知らないであろう情報を提供して、興味を引く」
そしてもう1つは「あえて知っていることを改めて問いかけることで、その行動を促す」効果が期待できる。


★使用例

ご存知ですか?控除できる税金があること。
●「OKR」ご存知ですか?

別表現:知っていますか?、知っていましたか?


⑥ お忘れではないですか?

督促や確認をする時に、違和感が少ない表現。
メールなどの件名などにも使える。

★使用例

●税金控除の申請、お忘れではないですか?
●愛車のメンテナンス、お忘れではないですか?


別表現:〇〇をご確認ください。

⑦ どうなる?

未来の展望を予測する表現。
シンプルな言い回しだが、「今後の動向が気になる内容」を持ってくると興味を引かれるので効果的。

★使用例

どうなる?今後の世界情勢
●今後のアップルの動きはどうなる?

別表現:どうか?、〇〇を大胆予測!、〇〇の行方に迫る

やはり質問を投げかけられると、答えたくなりますよね。
全て効果的な表現なので、是非お試しください!

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