あの子、その子、かの子。かっこいい女子が好きみたい。

コーヒー、紅茶、ビール、どれがいい?

私だったら「ビール」と答えてしまう。


「コーヒーで」と答える彼女を尊敬した。
“うらやましい”ではなく“尊敬”した。すごい。


「今日は帰ります」と涼しい笑みを浮かべる彼女。
私だったら「俺が作る朝食は美味しいよ」

その一言で簡単に釣られてしまいそうだ。

実際、胃袋をつかまれている。がっしり。


スタバのドーナツが想像以上にしっとりしていてびっくり。お髭の生えた、口調が穏やかなイケおじと出会ったときのよう。

でも、その駆け引きは
おそらく同じ職場という
顔を見ようとすれば見ることができる環境下だからではないか。

欲しいものが手に入らないとき。
どうにかして手にいれようとする。

実際、そういうときはお金がかかってもいいから手にいれたくなる。
ーだから、自分マターの出来事は楽だと思う時が少なくない。ー


追いかけて、追いかけてもうまくいかないとき。

帰り道で一度戦略を見直そうと考えているとき。

「今までこんなお店あったっけ?」
というお店があったら入ってしまうかも。

しばらく連絡をとっていなかった知り合いから連絡がきたら
新鮮に感じてしまうかも。

好きなアーティストや作品のリリースがあったら
そっちに夢中になってしまうかも。


顔をみないとそのまま進んでしまうかも。

互いに策士で。

それを部外者としてみているのは
非常に楽しい。

白ワインの良いつまみになる。

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