なにもしたくないだけ。
本当のことを書くと、もうなにもしたくないのだ。
わたしにとっての本当は、きっとそれだけ。
頑張ることも、我慢することも、やりたくない。
健康なまま、寝転がっていたい。眠っていたい。
何も知らなくていいし、何も変わらなくていい。
今のまま、ずっと、このまま。
さようならを言えなかった人たちに、せめてさようならを告げたかったような気もするけれど、別に今更どうだっていいことだ。
いつの頃からか、わたしは死にたがりじゃなくなったけれど、だからといって生きたがりになったわけでもないから、ただ尚更ぼんやりと過ごすようになっただけ。
とにかくなにもしたくない。
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