スマホがなかったらもう少しマシだったかもしれない

今日の天気が思い出せない。
朝の空気は冷たかったこと、午後は過ごしやすかったことは覚えてる。
それから傘はさしていないから、雨は降っていなかった。
晴れてたのかな。曇ってたのかな。
日差しの印象は、そんなにないような気がする。
ああ、全然わからない。
ちゃんと空を見上げてなかったこと、途端に残念な気持ちになってしまう。明日は起きて一番に見上げてみようか。


スマホが故障して一週間ほどたった。
すっかり早く寝て早く起きるが習慣になってきたし、吸い取られてた時間が突然戻ってきたような、ええ?この時間いったいなにすればいいのという気持ちに多々なって本当に驚く。まるで生活がスムーズに回り始めたような感じだ。日常的に連絡を取る人はいないから、もういざという時だけ使えればいいのかもしれない。・・子機か?一週周って子機なのか?(一周回ったらまたスマホかな)
それが最善だって思うけど、でもやっぱりスマホを求める気持ちがあって、地獄の底から手を伸ばすみたいに、気を抜くと喉の奥から「スマホ〜すまほ〜」って声が出てきてしまいそうになる。
早く注文したスマホが届くようにって、何度も『只今お届け中です』のページをリロードして、もう自分の行動が恐怖だ。

(もういらないじゃないか。)
(いやいる。)
(いらないだろう。)
(あったほうがいいに決まってる。)
(絶対ないほうが人生のためだ。)
(それはわかってる。わかってるけど。)
(じゃあ・・!)
(でも、確かに必要ではないけど、必須なんだよ!)
(・・そうか。)

もはや、ずっと心のなかで言い争いできる。


とにかく到着は恐らく明日。
(あーあいらないのになあ。)
(いるだろ!)
スマホが手元に来ればこの言い争いもなくなるだろうか。
となればやっぱり必須だな。
いやいらない!!


なにが書きたいのか分からなくなったけど、書いてて楽しかったのでよしとしましょう。ここでお開き。

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