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ぞろ目5555

もう12月だ。外はいつの間にか12月らしい寒さになっている。

ところで、ぞろ目が気になる方は多いのだろうか?わたしはチラリと気になる程度で、そのまま通り過ぎるタイプだ。ところが、今朝、ぞろ目だよというご連絡が複数届いた。

なになに?と見に行くと、確かにぞろ目だった。

現在走り出して14日目、2週間目に入ったクラウドファンディングの数字が見事に揃っていた。

スタエフのうしがらさんに送ってもらったキャンプファイヤーのスクショ。


ググってみると、この5555,若干内容は異なるものの大きな変化好転という文字が出てくる。いい数字だ。

わたしにとっても12月1日は新たな人生の始まりだ。昨日、東京商工会議所の東商社長ネットに掲載頂いた。10月末に起業してその代表になった。

考えてみると、すでに9月辺りからわたしの人生は自分ではどうすることもできない大きな力で流されはじめていた。

その始まりは間違いなくクラファンだった。

東京創業ステーションで何気なく勧められた資金集めだったけれど、それはとんでもなく大変な道のりの始まりだった。その転んだり、倒れたり、泣いたりの日々を、わたしはnoteにも書いて来たけれど、スタエフではもう見事にさらし続けてきている笑。

5555は大きな変化であって好転。それが本当なら、それほど嬉しいことはない。

クラファンをはじめて、それはあなたのための資金だろうといわれ挫け、悩んだ末起業した。そのクラファン準備と起業で、何年もかかってコツコツ貯めてきた資金は瞬く間に消えていった。まあ、大丈夫、まだあります笑。

もっと調べてから動けばよかったと、どれほど悔やんだことか。けれど、調べていたならクラファンはやってはいなかっただろう。たまたま公の人が勧めてくれたことで、これは社会的に信用されている活動なのだなと勘違いし始めてってしまったのだ。

そして、相談した人に、じゃあ直ぐに告知しましょう、なんて言われて、よくもわからないままその夜からスタエフで告知を始めた。なぜか、止めるはっきりとした理由が見つからないまま、どうにも自分ではコントロールできない何か大きな力に動かされていた。

そこから、ただひたすらクラファンの文章作成に集中した。

ところが、全てが整い、ようやくクラファンサイドの審査申請という時になり、かなり無謀なことをしているのではないかと気付いた。

その予感は見事に当たった。

SNSでお願いすると沢山の方がご支援して下さり、仲間もどんどん増えてきた。目標は1週間で目標金額の40%を獲得することだった。ところが、賑わったのは数日間だけ。そこから慌てて教科書通りに動きはじめ、友達や知人にクラファンのお願いをするために歩きはじめた。

色々なことがあった。当たり前だ。コロナ以降、わたしはほとんど人に会っていなかった。いや、コロナの1年前から母の同居が始まり、思うように動けなくなった。

長い間連絡を取っていなかった方に何人にも連絡をした。

すると、奇跡のようなことが何度も起きた。わたしの活動にご興味を覚えて下さり、頑張ってとお声がけいただいた方も少なくなかった。まだその活動を続けていたんだと喜んでいただき、ご支援くださった方もいた。嬉しかった。そうした方々とはお会いしてランチしてさらに親しくなった。

けれど、時に笑われる。わたしも娘も仕事なんて困ったことなんて一度もないよ、なにやってんの今頃、と友達だった人に大笑いされた。慌てて電話を切る人もいた。挨拶の後、クラファンの話を書くとLINEで既読スルーされた。怪しい人になってしまったと思われたのだろう。

クラファンはまだ日本ではそれほど認知されていない、そんな活動だったのだ。皆それぞれに暮らしもあるし考え方も違う。だからクラファンはきつい。

届けたい人に声が届けばいい。この国に暮らす全ての女性が苦労しているわけではない。ハイキャリアではない女性は生きていくことさえ困難になることがある。届いて欲しいのはそんな人たちなのだ。予感は的中した。クラファンは辛すぎた。

この気持ちはこの経験した人にしかわからない。だからきっと5555なのだ。

この数か月で、わたしはどんどん考え方が変わった。あれほど目立ちたくないとこっそり生きてきたのに、今はそんなことは微塵も思っていない。お願いして断られるのは当たり前だとも思っている。

わたしはきっと人を助けることが出来るようになる。理由は簡単だ。頭を下げられるようになったのだ。こんなこと、以前の自分だったら絶対にできなかった。そんなことまでしてやりたいことなど一つも無かった。わたしはもっとすっきりと生きてきた。けれど、今、無視されても断られても仕方がないと分かっている。そうした対応をされる方々というのは、以前のわたしなのだ。わたしはきっと、半分はそんなふうに生きてきたのだ。

誰かを助けたいのなら、ここは通らなきゃいけなかった。助けてというのは勇気のいることだ。そんな人がわたしの前に現れた時、その人の気持ちがちゃんと分かるように、わたしは今こうしてお願いをして歩いているのだろう。

5555は大きな変化であって好転。

クラファンを始める前と、今では、わたしはもう別人だ。大きな変化は既にやってきている。そして、それが好転するというのなら、それはもう始まっている。

多くの人が助けてくれるようになった。30数年前に働いていたリクルートの元上司が大きなご支援を下さった。そして、ネットでは、わたしの知らないところで、わたしの話をスタエフでnoteで拡散して下さっている方がいる。沢山の方にご支援いただいている。これはもう好転なのだ。既にわたしの運命の大変化は始まっている。

わたしは人が好きでも嫌いでもなかった。一匹オオカミで生きてきた。寂しくもなかったし、だいたい人付き合いは面倒だと思っていた。一人でも生きていけると思っていた。

けれど、わたしは今はっきりと言える。わたしは人が好きだ。すべては人なんだということに、還暦過ぎてはじめて気が付いた。仲間がどれほど大切なのかをわたしは今はっきりと自覚している。

だから、クラファンは大きな学びの場なのだと思う。明日はクラファンの中日だった。そんな前日にでた5555だった。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※女性の働き方を変えたいと動き出しました。その活動資金を集めるためのクラファンを立ち上げています。ご支援をいただけますと嬉しいです。





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