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初の座談会を開催しました


昨夜、座談会を開催させていただいた。

来てくださったのはnoteにいらっしゃるお二人。画面越しに楽しいおしゃべりをさせていただいた。



初の座談会

今月からから色々な方のお話を聴かせて頂きたいと思っている。

昨夜はその第一弾、お越しいただいたのはちゃわんさんかおるこさん。


かおるこさんとお会いするのは初めてだった。画面越しだけど。嬉しくてついつい笑ってしまった。実はスタエフでかおるこさんとはもっとも多くコラボさせていただいている仲なのだ。世代は違えど考え方にどこか共通するものがあると思っている。


それからご存知の方も多いと思うけれど、ちゃわんさんは現在デンマークにいらっしゃる。留学されているのだ。

昨年、会社を辞めて海外に行きます!なんてnoteに書かれた時、本当に行かれるのだろうか…と思っていたけれど、あっさり仕事を辞められ、さっさと旅立たれた。

ご自分をよく知る方なのだろう。

後ろ姿が眩しい!

というわけで楽しい留学が始まったばかりのワクワクとした時期にもかかわらず、今回は快く座談会を引き受けて下さった。感謝。



仕事を辞めたくなる時

お2人の共通点は、アラサー、そして基幹職としてのキャリアをお持ちであること。

バリキャリなどといわれる働く女子はどこか人を寄せ付けないイメージがある。けれど、いえいえどうして、お二人は物腰が実に柔らかい。ただそれでも揺るぎのない芯のようなものは伝わってくる。う~ん、どう表現すればいいのだろう、企業で揉まれて備わった大人の風格とでもいうのだろうか。


なにか一つテーマがあると話しやすいかなと思い、「仕事を辞めたくなる時」というテーマを用意してお話を聞かせて頂いた。

そして思ったのは、基幹職女性にも悩みがあるんだなぁということ。

当然といえば当然だけど、日本では今でもなかなか女性が基幹職になれない。

以前も書いたけれど、かつて女性雑誌の投稿欄を分析した際、一般職で働く女性の離職理由の一番は「やりがいのなさ」だった。


ただお話をお聞かせいただいたお2人が仕事を辞めたくなる時の理由もそうは大きく違わなかった。

向いていると思ったけれどやってみたらあわなかった、この仕事をやる意味があるのか、もう少しパフォーマンスの上がる仕事が他にあるのでは?などと考えてしまうと語って下さった。

共にアラサー。40代になるとなかなか思い切った進路の変更は難しい。だから動くのなら今かな、そんなご意見もいただいた。



デンマーク

それからデンマークのお話も聞かせて頂いた。

ちゃわんさんが現在留学されているのはフォルケホイスコーレ。馴染みのない言葉だ。ググってみると、これは民衆の民衆による民衆のための成人教育機関とある。ちゃわんさんは確かその学校では評価も成績もないといわれていた。

これはデンマークが発祥の地で、19世紀デンマークの農村を中心に発達した社会教育施設で、勤労青年がその対象だったと書かれている。そしてここは今も寄宿制だそうだ。

日本には既に大正初期に伝えられているそう。

働く人が学ぶだなんて時代を先取りしすぎだろうと驚いた。

確かちゃわんさんは科目には文化や語学や哲学のほかに園芸などもあるといわれていた。遠い昔、若者に農業を教えていた名残があるのだろうか。それにしてもこの制度、豊かな考え方から生まれたのだと感動した。素敵だ。



おわりに

急なお誘いで、しかもわたし自身バタバタの日々でなかなかご連絡することもできずにいた。にもかかわらずお二人は気持ちよく座談会に参加して下さった。

欲張りにも程があるのだけれど、座談会の後、スタエフで音声収録もさせて頂いた。ちゃわんさんは今は日中でこの後予定はありませんといって下さったけれど、かおるこさんは日曜の夜10時過ぎ、翌朝はお仕事。それでもゆったりとお喋りにお付き合いくださった。

お2人には心より感謝。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。


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