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やっぱりあなたに読んで欲しい


noteは励まし上手だ。毎日書くようになって以降、どれほど励ましのお知らせが届いただろう。

先日、noteコンテスト事務局さんから、ライオン株式会社さんのお題企画に抽選で当選しました!とのお知らせがあった。その後ネットでAmazonの券が届いた。noteをはじめて4年目、こんなことは初めてだった。

抽選とはいえ、運がいいと素直に嬉しかった。

そこで密かに尊敬するnoterさんでもある古賀史健さんの最新作『さみしい夜にはペンを持て』を購入した。

それが昨日届いた。

出版社:ポプラ社


昨夜は家族の体調が優れず、ケアをしていたら目が冴えてしまった。それが夜中の2時。

そこから3時まで、書くことについてわかりやすく書かれたこの本を読んだ。

なんとも読みやすい。それなのに内容がおそろしく濃い。だからいつの間にかどんどん読んだ。

その中には、毎日投稿を始める前のわたしでは、わからなかったであろうことがあった。

そして、今知りたかったことが書かれていた。驚いた。あゝ、そういうことだったのかと拍子抜けするほど簡単にそのことが書かれていた。

言われてみればその通りなのだけれど、全く気付かなかった。

わたしは密かに、筆者である古賀氏に憧れている。それは、この一冊に出会ったから。

この本との出会いは大きかった。書くためのヒントが惜しげもなく書かれている。

初めて読んだ時、ちゃんと出会えてよかったと心から思えた。以来、密かにファンなのだ。


そして、先の『さみしい夜にはペンを持て』は、これまた格別だった。

本の帯には「少年少女のハンドブック」とある。そう、世の中に必要な本があると言われるけれど、これはまさにそれだと思う。

ところで、わたしはこのnoteで決めていることがある。それは正直であること、そして惜しまず書くこと。今の気持ちを、今わたしが持っている情報を、今わたしが最も大切だと思うものを書く、それだけを決めて向き合ってきた。

そして、この本が、それでいいんだよとわたしを優しく受け入れてくれた。歩いた少し先でこんな言葉に出会えた。よかった。


そして、あなたの周りに少しだけ多感なお子さまがいるのなら、この本を手渡して欲しい。

この本は、少し大人びているけれど、それでいてどうにも不器用な子どもたちに良く効く本だとわたしは思う。

わたしも、こんなふうに誰かに声をかけることができたなら、どんなに素晴らしいだろうと思う。やはり言葉には計り知れない力がある。


書き続けていなかったら、この本の素晴らしさにすぐには気づけなかったかもしれない。

書き続けたことで、わたしは以前より人の言葉が拾えるようになっていると思うことがある。

書くことは、他のどんな方法より、自分を変えてくれた。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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