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一歩踏み出す motorcycleの想い出

あなたは、やってみたいことがありますか?

今日はバイクの想い出ばなしを。


迷わず行けよ 行けばわかるさ by 猪木

わたしは20代、バイクの免許を取得しています。

運転免許証には中型は中型車(8t)に限るの文字が刻まれています。

なぜこんな古臭い話しを引っ張り出してきたのかと言いますと、昨日、音声配信のStand.fmで素敵なお話しを聞いたから。

それは、先日お亡くなりになったアントニオ猪木さん名言について。猪木さんは「迷わず行けよ。行けばわかるさ」の精神でずっと生きてこられた。ブラジル移民の子として育ち、日本へやってこられたのだと。

現在盛り上がっている、あの新日本プロレスを創られた方でもありますよね。ちなみに、わたしもプロレスは時々観ます笑。テレビでですが。あの人間業とは思えない空中で繰り広げられるキックや、素早い連続技にただただ驚くばかりです。

そして、猪木さんは、常にパイオニア精神をお持ち方で、迷わず動かれていたというのです。




バイクのきっかけ

わたしがバイクに乗ろうと思ったきっかけは、当時夢中になっていたスキーに効果があると聞いたから。

目指していたのは基礎スキー一級。そのバッジテストにウェーデルンという種目があるのですが、この種目の感覚がどうしても掴めなかった。このウェーデルンは、山から谷へ顔を向け一直線に回転しながら降りていくという、なんとも乱暴な種目です。

何度も飛ばされました。

エッジがきいていないとどんどんスピードが出て、体が持っていかれる、自分の膝で思いっきり体を打つ、前のめりに回転して転がり落ちる。

まあ、悲惨なものです。

その話をスキー仲間としている時、それならバイクがいい!と勧められたわけです。




曲がる、で知ったこと

そこで、オフシーズンに免許を取得し走ってみたのです。スキー仲間に教えてもらいバイク購入。バイクはスズキの400。

免許取得の翌週、3人でツーリングにでかけました。

実は、このツーリングがきっかけでバイクを一年程でやめています笑。怖かった。家に帰ったら体中に蕁麻疹が…。

ーーー

着いたところは、バイク好きの集まる山。その山頂近くで休憩していると、登ってくるのはほぼバイク。なぜか車が通らない。どんどんバイクだけがやってくる。次から次へと。どうやら彼らがはコーナーリングに命を懸けているのです。

誰もがレーサー気分。確かにコーナーリングでは体重移動が必要ですが、車体がレーサー並みの地面ギリギリ。ほんの30分ほどの休憩で3人程が山やガードレールにぶつかり、跳ね返されて道路をバイクと共に滑るのです。

これは恐ろしかった。

スキーと共通するのは、目線を先にやる、体の芯をブラさない、手や足だけで曲がろうとしない等、多々あるのですが、バイクの衝突音と目の前を人とバイクが滑っていく様はなんとも恐ろしい。あれは事故です。スキーで山を転がり落ちる怖さとは比較になりません💦




人が変われば運転も変わる

その後、遠出は何度もしていますが、その度に怖い思いをしています。ちょっと過激。いや、かなり過激でした。まだ雪の残る下り坂、渋滞で繋がる車の左わきを通り抜けていく連れ。

これはもういけません。

ついていきません。

ー--

それから、わたしは仕事仲間にツーリングにさそわれます。

日頃からとても穏やかな後輩たち。ここで、同じバイクでもスキー仲間とは違い、至福の経験をします。

彼らは、常に4~8人程で走るのですが、わたしが誘われる時にはいつでも真ん中に挟んでくれます。まだ初心者なわけですから。

そして、彼らは実に紳士なのです。常に初心者のわたしに気を使ってくれ、無理な追い越しは決してしません。さらに、休憩に入る際には、はるか遠くから、先頭を行く人がファミレスに入っていくのがよく見える。これは、わたしのバイクのイメージを一新しました。

入り口で、バイクは怖いと脳に刻み込まれた。けれど、彼らがバイクの楽しさを教えてくれました。



行けばわかるさ

なんの知識も持たず入っていったバイクの世界。わたしはそのシーズンでバイクは処分。なぜって、まあ、怖い思いもしました。それに、ちょっと冷えるんです。女子にはちょっときついかも笑。

そして、行ってみてわかったこと。それは、最初にわたしにバイクを勧めてくれたのは競技スキーの友達。その後、一度大会に誘われて滑ったのですが、なるほど、ガンガン責めなきゃダメなわけです。

これは、わたしには向いていない、そう思いました。

そして、後半わたしがツーリングに参加させてもらった彼らは、本物のバイク好き。と言うか、メカ好き。そして本好き。

わたしはスポーツが好き。でも、スポーツをやめた今、わりと文化系タイプ。だからこそ、あの紳士的な走りをする彼らとのツーリングがとても居心地良かった。

行って分かりましたね。確かに。

猪木さんのおっしゃる通りでした。




おわりに

「迷わず行けよ。行けばわかるさ」素敵な言葉ですね。

わたしも、これからも猪木さんの魂のような生き方を参考にしたいと思います。そう、年齢なんて忘れていいんです。今、わたしはそんな気分。

だって、行ってみなきゃわからないことばかりなのですから。

そんな生き方を貫き通されたアントニオ猪木さんに、追悼の意をささげたいと思います。


そして、猪木さんのご紹介をStand.fmでされているのはテツサノさん。良かったらお聞きくださいね。



音声でもお話ししています。


noteの連続投稿4日目。目標は2千字以内。今日も272文字オーバー。なかなか難しいです。最後までお読みいただきありがとうございました!


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