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自分の気持ちに寄り添う

元小学校教員、4児母のうみです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。

教員時代は、例えば地震などで子どもたちが落ち着かない状況であるほど、自分が怖くても落ち着いて行動することが求められてる。子どもが怪我した時には本人や周りの子どもたちが慌てていても、状況を瞬時に判断したりと冷静さを求められる。教員である以上常に冷静でいて、子どもたちのことも落ち着かせなければいけない。
そんなことをしているうちに、家庭で、母になって我が子と接する時にも出てしまったり、ひとりでいる時も教員だから母だからが抜けず、いつしか自分の心に寄り添うということができなくなっていました。

そんな私もコロナ渦での第四子出産を経て、「自分の心と体を大切にしたい」そんな思いが芽生えました。
でも私は、ずっと自分を大切にすることを怠ってきたので、どうすればいいのかわかりませんでした。

そんな私は、ラストチャンスダイエットに出会い自分の体を大切にするために、自分の日々の食事を選択することができるようになりました。
そして、今まで自分の服を買う時も母や夫に確認してから買うくらい自分で服を選択していなかった私が自分の買う服を選択で着るようになりました。
そうやって少しずつ少しずつ自分で選択することを増やして行きました。

自分で選択することを増やしてもまだ“自分の心を大切にできていないのではないか”という思いがずっとありました。そんな時に西洋占星術と出会い、まだ自分の選択が周りの目を気にした選択であることに気がつきました。

それからは、
“自分の好きは何なんだろう?”
“自分が大切にしたい物は何なんだろ?”
“どうしたら自分を大切にできるんだろう?”
と考えていました。

西洋占星術に限らず占いやコーチングやカウンセリングなど様々なセッションを受けているうちに、あるコーチから
「うみちゃんは、感情の解像度が低すぎるんだよ」
と言われました。
最初はその意味が全くわかりませんでした。
“楽しい”とか“うれしい”とか“疲れた”とか自分の中では精一杯感じたことを言葉にしているつもりだったからです。
そんな時に、“心理分析カウンセラー”の方に出会いました。
その方に、「自分の感情が動いた時のことを毎日書き出してみるといい」とアドバイスをいただき、実践してみることにしました。
文字で見ると…
「〇〇できてうれしかった」
「〇〇して楽しかった」
確かにこんなことをクラスの子どもが書いてきたら、「〇〇ちゃんは、〜のどんなところが楽しかったのかな?」などとより詳しく聞こうとするよ!と自分でツッコミを入れたくなるくらいのことしか書けず、自分で考えても「何でうれしいんだろう?」「何が楽しかったんだろう?」と全く思い浮かびませんでした。

あっ、これが解像度が低いって意味ね

って、そこでやっと気づきました。

1か月程やってみると、だんだんと解像度が上がって行くのが自分でもわかりました。

毎日、心理分析カウンセラーの方に書き出した内容を送っていたので、だんだん自分の脳内の思考ダダ漏れで恥ずかしいくらいの内容になってきました。

そんな中で、“自分って矛盾だらけだなぁー”と感じることが出てきました。でも、
“不安だけど、やってみたい”
“夜遅いから寝たいけど、参加したい”
“初めてのところは怖いけど、行ってみたい”
そういう感情を1つひとつ丁寧に自分が感じて味わってあげることが大切なんだなぁと気づきました。
“不安だけど、やってみたい”

“うんうん。不安だよね。やれるかわからないもんね。でも、やってみたいんだよね。”

“夜遅いから寝たいけど、参加したい”

“その時間は、寝たいよね。でも、参加したい気持ちもあるんだよねー。”

“初めてのところは怖いけど、行ってみたい”

“そりゃあ、初めてのところ行くのは怖いよね。どんな人がいるかもわからないもんね。でも、行ってみたいんだよね。”

そうやって、自分で自分と会話をするように自分の気持ちに寄り添うことができるようになってきました。
すると、自分の心を大切にしている感覚が自分の中で芽生えてきました。

小さい頃、親に自分の気持ちや感じ方を否定されてきた私にとっては、大人になった自分が自分の気持ちや感じ方に寄り添ってあげることが大切なんだなぁと思いました。

自分の気持ちに丁寧に耳を傾けて、自分の気持ちに寄り添うことで自分の心を大切にしていきたいと思います。



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