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Be My shadow.

 ヨモスのみきとです。2024/04/18(本日)から個人で「Be My Shadow」というシングルをリリースしました。
今後のヨモスガラの作品にも関わってくる楽曲です。
ヨモスガラ最新作であるアルバム「a dream of "YOUTH"」とは違った印象を受ける楽曲だと思います。ヨモスガラの時よりも世界観や音作りのスポットが、よりダークな部分に絞られた楽曲だと思います。
まぁこれが"The Mikito!!"的な楽曲なんですけどね😅

 基本的に僕の作る楽曲の根底は暗いです。
過去への執着やその回想、人と違うからこそ生じる自分のコンプレックスや自責とか怒りとか悲しみとか、、、そんなのを楽曲にしているんです。
もちろん明るい歌が妥協だとも思いませんし、自分にだってそういうムーブメントはやってくる時もありました。僕に今後それがないわけでもないですし。
ですが、まだ21歳の若造。世間から見ればまだ未熟であり自分でもそれを自覚しています。さらに良いものを作り続けたい欲や衝動はアルバムを出してからもっと燃えています。

 今回の楽曲やヨモスでのアルバム制作を通して変わらなかった僕の創作への想いがありました。
それが「暗さ」や「影」です。
それらが僕の中でブレることはなく、自分はどんな時でも何かに飢え、自分の苦しみを歌にすることやそれによって生まれる「何か」に期待や胸を躍らせているのが分かったんです。
僕にとっての制作は、あくまで今から2,3年前の僕の衝動で、「現在の僕」の衝動ではないんですよね。どういうことかと言うと、21歳の僕が出した作品は21歳の僕にとっての作品ではなくて、18,19歳の時の僕のための作品になるんです。
伝わりましたかね、、、
常に今の自分を更新し、塗り替えていくための一つの区切りとして、楽曲のリリースや制作があるんです。
「2,3年前の僕の作品が2,3年後にようやくバンドでアレンジや演奏がされ、僕から切り離されヨモスガラというアーティストの作品という形を持ち、独立していく」というイメージなんですよ。人を介する物事には何よりも「時間」が必要なんです。急ぎすぎてもダメだし、遅すぎてもダメなんです。
今年はそれを身をもって知ったわけなのですが(笑)
そのため僕がバンドを通して作品を出した時には、既に次の制作の構想、バンド全体の次のイメージ、ビジョンの構築やマネージメントが始まっているわけです。
慢心や驕りは敵です。より良い作品を作るために時間や勿体無いという感情さえも厭わない覚悟は必要なんだなと思っています。実際にヨモスのアルバムではレコを行っていても配信やアルバム内に入れずに不採用になった楽曲もたくさんあります。デモだけで言ったらあのアルバムの7曲を絞るために、100を越えるほどの楽曲が不採用になってるんです。もちろんメンバーも知らない楽曲が大半です。でもそれは無駄なんかでは決してなく、今の世界観を作り上げ、アルバムを生み出すまでの僕やヨモスガラの過程なんだなと考えています。
トライアンドエラーの繰り返しですよね。常に自分と向き合い続けなきゃいけない。しんどいとは感じたことはありません。でも、自分と自分が戦っているから結局決着はいつまで経っても着かないんですよね。
いつ終わるかな〜ってくらいです(笑)
まぁ、なのでヨモスガラはリリース後のライブはかなり見ものだなと思っています。注目ポイントですね。

 皆さんが再生したヨモスガラは少し前のヨモスガラなので、皆さんが再生している間に僕やヨモスはどんどん進化していきます。
5/19(sun)にヨモスがお世話になりっぱなしの仙台ROCKATERIAさんで「Niceteria Vol.1」というイベントの初回という貴重な機会を設けていただきました。
かなり気合い入れてます!
まぁ、前回気合い入れすぎでアンプ逝ったんですけどね、、、(笑)

色んな人に助けてもらえて、手を差し伸べてもらえることが僕ら若者にとってどれほどありがたいものか、、、

というわけで僕のシングルも注目お願いします。

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