見出し画像

人生で本当にしたいことと繋がった日

また奇跡が起きました。

昨年、わたしは日本の歴史や文化を知る機会に恵まれました。

たまたま、日本の歴史や文化を話してくださる先生の講演会に参加することができたのです。

元々、歴史は好きな方で、
特に日本史は、徳川15代を全員覚えるくらい好きでした。

講演会に参加して気づいたのは、
わたしは、ご先祖様たちの想いや知恵を、
軽んじていたなということでした。

たとえば、風呂敷。
今もありますが、エコバッグを持ち歩く方が多いです。

その風呂敷から、学ぶことがたくさんあると教えてくださる先生と出会いました。

風呂敷は、包むものの形に合わせて変化する。
相手に寄り添うことを教えてくれる。

伺った時には、衝撃を受けました。

また、風呂敷の包み方は、
相手を思いやる氣持ちに溢れていることも、
教えていただきました。

そんなこと考えたこともなかった。
そもそも、風呂敷に触れる機会がなかった。

いや、風呂敷を知っているということは、
知る機会はいくらでもあったはず。
わたしが興味を持たなかっただけ。

また、のしなどの贈り物の包装も、
今はエコが主流になり、簡易包装が増えました。

いいことだと思っていましたが、
その包装にも人々の思いやりが隠されていました。

わたしたちは、
先人たちの想いや知恵を知ることもなく、
ただ古臭い・今時じゃないという考えで、
今までの文化を引き継がない選択をしているのではないか。

大学生の演劇サークルで、
先輩に言っていただいたことを思い出しました。

今までの方法を変えるのはいい。
だけど、なんでその方法を採用していたか考えた?

今まで、その方法を採用していたのには、
ちゃんと理由がある。
その理由を知らないで、別の方法に変えると、
今までの先輩たちが改善してきたことが、
引き継がれなくなる。

もちろん、理由を知った上で、
変えることが最善なら、変える方がいいと思う。

だけど、今までなんでそれをやってきたか。
その意図や想いを知らずに、変えてしまうことは、今までの考えが引き継がれない。

今、生きづらいという人が増えました。
それは、先人達の想いや知恵が引き継がれなくなったからではないかと、先生は考えておられました。

その話を伺った時、
本当にそうだなと感じてしまったんです。

だから、昨年末から、
日本の歴史や文化に触れる機会を増やしました。

最近は、本業に時間がかかり、
触れられない日も続いています。

だけど、昨日の朝、
アルバイト先に向かう道の途中、
ふと、わたしが人生で本当にやりたいことはなんだろうか。
考えました。

お金のためには、専門分野の会計・税務の関係の仕事をしないといけない。

だけど、お金のことを考えなかったら、日本のことを伝える人のなりたい。

歩いていると、東京の街を観光客の方にガイドしている方を見かけました。

数年前、那須の歴史的な建物に行った時、
ガイドさんがその場所の由来を、
物語交えてお話ししてくださったことを思い出しました。

将来、こんな仕事ができたらいいな
そう思ったことを思い出したんです。

あと、オンライン交流会で、
Googleアースを使って、行きたい場所や身近な場所を映し出し、
まるで、みんなで旅行しているような体験をした時、
参加者の方がとても喜んでくださったことを思い出しました。

だから、日本を知る旅行みたいなのを、
オンラインでもできるんじゃないかと考えた矢先。

昨夜、友人から、
日本の歴史・文化を学ぼうと思ったきっかけをくださった先生が、連続講座を開くことになった。
よかったら、一緒に事務局をやらないかと誘ってもらいました。

こんなにうれしいことはありませんでした!

日本の歴史・文化を広める活動に携われること。
そしてなりより、
大尊敬している先生のお手伝いができること。

ほんとにほんとにうれしい。

昨夜は興奮して眠れませんでした。
いつもは、布団で即寝なのに。

毎日の日々に追われてしまう。
だけど、自分のことだけじゃなく、
視野をもっと広く持って生きていきたいです。

今日もありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?