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ずっと理解できなかった「ありのままの自分」

無意識に、こころを殺して生きてきたんだと思う。

誰かを嫌うことはしんどいから、人の良いところだけをみていよう。
嫌うなんてネガティブな感情はいらない。

友達がたくさんいるのが羨ましい。誰かから必要とされたい。自分だけが特別がいい。
そんなことに嫉妬している自分が嫌だ。そんな卑しい感情はいらない。

自分がいらないと捨ててきた感情が、ゴミ箱に溢れているのを見ないようにしていたことは、「本当の自分」を自分が理解することから足を遠のかせていた。

自分がネガティブだと認識していた感情も含めて自分なのに、理想の自分にはそんな感情はないと決めつけていた。
自分で自分を否定していた。

理想の自分とゴミ箱の中の自分に区分けされ、理想の自分は4割ほどだっただろうか。
理想の自分にも嫌な部分があった。
なんでこんなに真面目すぎるんだろう。
人に期待してしまうんだろう。

長所だと思っていたところも否定した。
嫌だ。自分が嫌いだ。
自分のほとんどが嫌になったのに、私の目はまだ理想の自分に向いていた。

友人と話す。
「こんな自分でもいいんだよ」
そう誰かに言ってほしかったんだと思う。
私のことを褒めてくれる友人もいた。
言われてとても嬉しかった、今もこころで生きている言葉もある。

でも、当時の私は理想の自分で精一杯だった。
褒めてくれた言葉より、私を思ってかけてくれた少し批判的な言葉の方が心に残った。
なんで、私はこんなに頑張っているのに。
誰も本当の私を理解ってくれない。

「現実を見ろ」
そんな鋭い言葉は要らなかった。
「現実の私を抱きしめてあげて」
当時の私に言ってあげたい。
あなたはもっと、ありのままでも愛されるよ。
世界の全員ではないけど、あなたの好きな人たちには。

自分に批判的な自分が、一番本当の私を理解できていなかった。

私は、結構がさつだけど、最近はゆっくり行動するのが好き。
ルールや規範を守らない人には厳しいし、あまりそういう人とは話が合わない。
数少ない大切な友達とたくさん話すのが好き。でもまた近々会いたいから、一回に話す量は少なめにしたいね。
自分にとてもストイックで真面目だけど、推しの情報を仕入れるのはどんなに無益でも楽しい。
推しの情報以外は、実利主義。自分をより良くするために学んでいる。
自分のメンテナンスがとっても苦手。
新しい物好きだけど、すぐ飽きる。
いじられるのが苦手。

自分のことは自分にしかわからない。
自分が自分を一番に愛そう。
自分の一番の味方は自分でいよう。

そう在るために、もっと自分のことを理解したいと思う。


今回も読んでいただいてありがとうございます。
そして、今回も素敵なイラストをお借りしています。ありがとうございます。

追記(2023年9月8日)
このnoteの続きとなる記事を書いてみました。ありのままの自分を見つけたあと、どう行動していくのが幸せなのかを考えています。
もしよろしければご覧いただけると幸いです。