2022/03/29 You are the Oscar.

昨日アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口監督の言葉。

まあ、オスカーに至るまでに数々の賞を獲得してきただけに、アカデミー賞は絶対に取りたかったでしょうね。
良かったです。

近年のアカデミー賞は、白人至上主義はダメとか、いろんな制限が出てきて今までの賞と言うよりは何かの名目がないと捕れなくなってきているような気がするんですけど。。。

濱口監督の『ドライブマイカー』もノミネートされていた、作品賞と脚本賞は『コーダ あいのうた』だった。
この作品は聴覚障害者の両親を持つ主人公の作品だ。

一昨年のアカデミー賞は韓国映画だった。

『コーダ あいのうた』は観ていないのだが、他の2作品は観ているので思うのだが、どちらもアメリカ人が好きな勧善懲悪ではない。
社会問題や生活感、空気感が漂う作品だ。

多分アカデミー賞はアメリカ知識人が好きな『良い人』になろうとしているのが見て取れる。

何故そう思うのか。
それは音楽のグラミー賞と比べてしまうから。

グラミー賞は今でも米国内年間アワードであり、セールスを重視している。

アカデミー賞が今後とも今の道を歩むならば、ユニセフや国連と同じ道を歩むのではないだろうか?


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