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捨ててなんぼの世界

今回は自由の国アメリカに住んでいるので、自由についての記事を書きます。
ズバリ、捨てれば自由になれるということです。

自由になりたい

とぼやく人って多いですよね。

僕が海外に行ってたりすると

自由でいいな〜

自由になりてえな〜

とかいう人が星の数ほどいます。

自由になりたいとぼんやりでも思っている方に届けばなと思います。

いきなりですが、ホームレスってどう思います?

汚い

かわいそう

怖い

とか思うのでしょうか。

車でワイキキやホノルル周辺を通るといつものようにホームレスの方が大きなショッピングカートを引きずって、歩いています。

また、別のところでは上半身裸で靴も履いていない

ハワイの日差しが最高潮に強い時間でも路上で寝ています。

以前から、アメリカに来るたびに思うことは

ホームレスが多い。

アルメニアやエジプトなどの国にいったときもホームレスはいましたが、アメリカの方が多い気がする・・・

あなたはどうして彼ら、彼女らがこうなったのだと思いますか?

お金がなくなって・・・

仕事がなくなって・・・

家族がいなくなって・・・

とネガティブなことを想像するかもしれませんが、

もし、この人たちが自分の意思でホームレスの道を決めていたとしたら・・・

ホームレス=幸せじゃない

なのでしょうか。

そもそも、ホームレスの方の暮らしはダメなのか?

これは世間的にとかではなく、純粋に生活だけを見るとむしろ自由度が高い

とも思うわけです。

もちろん、衛生面や食べ物がないという問題は大きいでしょう。

しかし、それ以外で考えてみたら・・・

彼らは大勢が当たり前のように持っている家や仕事などを捨てたから、好きな場所で好きなタイミングで寝れるわけです。

食べ過ぎることもなく、食べ過ぎなかったらゴミから漁れば死ぬことはないです。

誰かから強制されることもなく、邪魔されることなく生きているわけです。

そして、そのまま寿命を全うする。

生活だけで見るとなんと自然体なのでしょうか。

生活だけ見るホームレスは自由を求める人にとっては魅力的な生き方です。

好きな時間に起きて、好きな時間に、好きなところで好きなことができるわけです。

公園に行ってもいいし、のんびり座ってもいいし、鳩に餌をあげてもいいし



自由ってつくづく求めることではなく、捨てることなのかなと思わされます。

何を捨てるかでその人がどれだけ自由になれるか変わってくるわけです。

何を自由にいかによって、何を捨てるかも変わってきます。
また、どういう生き方をしたいかによって、何を捨てるかも決まってくるわけです。

例えば、僕のように海外に住みたい!

って思うのであれば、しばらくの間は日本での生活を捨てなければいけないわけです。

捨てる=得る

矛盾のように聞こえますが、これは決して矛盾しているわけではなく、物理的にも捨てないと得ることができません。

人の体は1つですし、何より時間をはじめとしてほとんどのものが有限です。

数に限りがあるわけです。



ちなみに、日本人の僕にとってはアメリカに住んで思うのが圧倒的に日本で生活した方が便利で安全でノンストレスです。

それでも、アメリカに来たのはそれを捨ててでも、得たいものがあったからです。

まだそれは得ることはできていませんが、先に捨てないことには得ることなんてできないということです。

それだけです。

多くの人が得たい!という気持ちはあるけど、それ以前の捨てるということができていないために得られないことってたくさんあると思います。


僕もそうでした。

今もそうです。中々捨てるというところまで持っていけないことがあります。


いつかは捨てます。

僕の中では捨てないと得ることができないと思ったので、しばらくの間日本での生活を捨てました。

もしかしたら、この先も日本の生活を捨ててまでも得たいものが見つかるかもしれませんしね。

それは誰にもわかりませんが、何かを得たいのであればまずは捨てろということです。


もしかしたら、何かをを捨てるだけでも自由度は大幅に増すかもしれないですね。


物、今の生活、習慣、人間関係などでしょうか。

さあ、今度は何を捨てようか・・・

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