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サンチャゴ巡礼シーズン2 Dec-1-2023

さて、今日からサンチャゴ巡礼シーズン2を始めます。年内に行こうと思い立って昔の仲間に問い合わせたら、冬は寒いのでそもそも人がいないのとクリスマスの影響から、全ての営業は12/15で終わってしまうといわれ。慌ててレオンにきました。スペインです。

初日は2023年12月1日、レオン〜サンマルティンデルカミノ。オフィシャルでは25kmなのに、道を間違えてまあ6kmは余計に歩いたかな。10時半にレオンを出てアルベルゲに着いたのが18時半、休みは10km地点のカフェで30分+20km地点のガススタの廃墟で30分。通算7時間ぶっ続けで歩くのは、東京生活からいきなりきて歩いている自分には少々応える。おまけに間違えに気づいて方向転換しようとした時に公園の小さな池を跨ごうとして結果的に転んで膝から血が出ている。ビバ涙です。

普通は大人は転ばない。ん〜何で転んだか考えてみる。
1)交差点から放射線状に道が5,6本伸びている道を曲がり間違えた。難しい
2)荷物が重いのでGPSで確認する頻度が下がった
3)そもそもサンチャゴ巡礼路のサインを確認するべき。その頻度と意識が低い
4)そもそも雨が降るはずだったのに晴れて、雨具系の衣服を荷物に入れた
5)その上、思いのほか暖かくて、フリースも荷物に入れた
6)更に、手袋も脱いで荷物に入れたが、片方落としたかと疑念がチラつく
7)そんな時バランス取りに役立つストックも何故か荷物に積まれている

まあハタから見れば落ち着けって感じですよね〜、自分はカミノ経験者でエキスパートであーる、という驕りもあったのでしょう😅でもまあ真面目に勉強になったというか、結局は冬の特性なんです。カミノは歩き運動する上に高低差が激しいので、脱いだり着たりは想定内なんですが、脱いで荷物に入れると何せ重い。更に高さが増すとバランスが難しい。そういう意味ではストックの組み立て方がわからないことが唯一にして最大の失敗というか…悔やまれます。でもドイツ人の作った取説みてわからないんで、ちょっとどうしよっかなと。あと脱ぐのは軽いものから、とか脱いでも腰とかに巻くとか、脱がずに気力でやり過ごすとか、何か工夫が必要です。まあおいおい。これが山の中とかでなかったことを心から感謝します。

写真はこの夜のアルベルゲ、本場のクリスマスです。日本ではあまりない感じ。1階は広いバーとベッドだけで、2階に個室があるそうです。居心地がとてもいいので自分がアルベルゲをやることになったら、個室に泊まり、そしてデザインを全てそのままパクらせてもらうお願いをしようと思った夜でした。


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