君が、人と居ると疲れちゃう理由

アダルトチルドレンへのメッセンジャー・梅岡サチの部屋へようこそ。

来てくれて、どうもありがとね。

アダルトチルドレンって何？と思ったら、まずはここを読んで。

君は、1人で居るのが好き？
それとも、大勢でワイワイ騒ぐのが好き？

まぁ、これは人によって違うからね。
どちらが良くてどちらが悪いってことでもないし、

両方を上手く使い分ける人も居る。

だけど、もし君が「人と居ると疲れてしまう」と言うなら

僕の話を、ちょっと聞いてくれないかな？

ところで君は子どもの頃、

お母さんとの関係はどうだったかな？

「ちゃんと育ててもらったし、大学まで出してくれたし、感謝してる」っていうのは、

君が大人だから言えることだよ？

ハッキリ言って、子どもを「産む」という選択をした以上、

「育てる」なんて当たり前。
衣食住を満たすことも大切だけど

要は君が

「お母さんに愛されてるな」って、
心から感じてたかどうかなんだ。

僕らは当然、最初はみんな赤ちゃんだったわけで
最初に関係が始まる人間であり、

最初に人間関係を覚える女性は母親ということになる。

つまり何が言いたいかというと

君がお母さんと一緒に居る時に感じてた思いや

お母さんとの接し方の中で、

子どもの君が覚えたやり方やクセは

外での人間関係で
そのまま反映されちゃうってこと。

例えば、君のお母さんは、

優しくて我慢強くて、いつも頑張ってる君よりも

大して頑張りもしないのにやたらと甘え上手な、
弟(妹)の方を可愛がってる気がしなかった？

そうすると君は

人に好かれようと必死になって、

必要以上に人のために頑張ろうとするようになるよ。

そればかりか、頑張る基準が

「他人から認められること」「賞賛されること」になってしまうから

自分の望むような評価が相手得られない時は、
この上ない絶望感を覚えちゃうよね。

もしくは、君のお母さんは常にイライラしていたり

人生そのものを悲観するかの如く、生きづらそうにしていなかった？

そうだとすると、君は

まわりに不機嫌な人が居ると、なんだかそわそわして

「私が悪いのかな？」「ご機嫌取らなきゃ！」

って、無駄に細かい神経を使っちゃうようになるんじゃないかな？

もう1つだけ例をあげるね。

もし、君のお母さんが

子どもである君を相手に愚痴をこぼしまくっていたり、
八つ当たりのはけ口にしていたり

見下してバカにするような態度を取っていたら…。

君は大人になってからも無意識に

「自分は他人の感情のゴミ箱役」を引き受けちゃってる可能性があるよ。

※もちろん、どうなるか？は人によるけどね。

でもね、聞いて。

君のやり方や考え方は、
君のお母さんに対して使ってた技であって

他の人が相手だと全く通用しないわけ。

それにね。

人との付き合いは、

自分にとって心地よい距離感を見つければいいんだよ。

例えば僕は、

大勢でガヤガヤ騒ぎまくる飲み会は嫌いだけど

気心の知れた仲間3～4人ぐらいでじっくり飲むのは好き。

同じ職場やグループに居ても、仲良くなるのに数年かかる。

でも、わりと何年たっても付き合いは続いてる。

そんなもんだよ。

ここまで読んでくれた君に伝えたいこと

でも究極言っちゃえばね…。
人と居るのが疲れる理由は

君がそれだけ、人の幸せを願い
人の気持ちの分かる優しい子だってこと。

君をひどい扱いしてくる奴からは離れたっていいし
表情なり態度なりで

「不快だ」というサインぐらいは出したっていいよ。

いつも「良い人」でいなくていいし、
時には怒ったっていいんだ。

そして、君のことを慕ってくれる人や支えてくれる人、

力になってくれる人は必ず居るはずだからさ。

その人たちの存在を、もうちょっと意識してみなよ。

君からエネルギーを奪うような人よりもね。

そうしたら、少しずつ気付くはずだよ。

君は、人から大切にされる価値があるってこと。
そして君自身も、

周りの人を大切にできてるってことにね。