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日々日記1

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この"note"という空間

まだ未知数だからお付き合いの歩幅や速度がわからないけれど、
良い関係になりたい。

となればやっぱり思いついた時に思い付いたことを。

本当に個人的な事だけど、父が数ヶ月前に大きな手術をした。
8時間くらい、と言われていた手術は途中経過のお知らせは何もなく
とっくにその予想をこえて結局12時間病院にいた。
手術は成功して、このコロナ禍の中で手術後ICUにいる父親に面会出来るのは1人のみ。
必然と私となった。

たくさんの管がつながって眠る父、
何秒、何分ごとに医師が機械のボタンを細かくチェックしながら説明してくださる。
でもわかることは、
とにかく生きているということ、
そのたくさんの管が今父を生かしてくれていること、
そしてその管を使って診てくださる先生方のおかげということ。
何もすることもなく、「目が覚めたら、猫が家で待っているよ、伝えてください」とお願いしてICUを出た。

帰宅して猫にごはんをあげた。

12時間居る場所もなくただただ待っていた時間も、今となればあっという間だ。

そして今、私は自宅を主人に任せて、
一日中マスクをして父と過ごしている。
やはり体調が戻るまでは一緒にいて欲しいと叔母にも頼まれた。

正直しんどい時もある。
実家を出て、好きに過ごしていたのだ。
しかし今のコロナ禍で外はもちろん、
家にいるのにマスク。
お互いのためだから、あと少し、頑張れ自分、
と思って。

退院して体調に余裕のない父とはぶつかる事も多かったが、
少しずつお互い落ち着いてきた。

でもこの先もきっと父のところには数日おきに訪れることになるだろう。
マスクの中でこれからの事をつぶやきながら、
未来の自分を考える。

自分の父親なのだ。
恩返しもしていかないと。
ずっと我慢して文句も言わない主人にも感謝を忘れずに。

そして愛猫たち。
小さくてそっとあたたかい命。

いつもありがとう。

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