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『人間の教科書』 満員電車のウンザリ感と調和する方法

ここのところはずっと在宅勤務だったのですが、今日ひさびさに満員電車に乗りました。いやー久々すぎて辛かった。
近ごろ「ありがとう」の詠唱を習慣にしているためか、ちょっとやそっとのことでは心を乱されない僕ですが、さすがにあの満員電車の圧力というのか、あの従軍車輌のような空気には怯みました。

正直な話
「うえー、こんな空間で『ありがとう』だなんてとてもじゃないけど無理無理」
って思っちゃいましたね。

「皆さん聞いてください。ありがとう、と言うと幸せ度が上がりますよ〜」

だなんて、とんだ茶番じゃねーか!!机上の空論だ!!ちゃんちゃらおかしい夢物語だ!!!とすら思ってしまいました。

あの満員電車の空気って、なんなんでしょう。
ものすごい磁場というか、重い空気というか、殺気というか、そういう軋みのようなもので充満している感じがしますね。

満員電車、お釈迦様やキリストだったら一体、どう対処するのでしょう。
いつか読んだ記事によると実際の戦場と同じくらいのストレスがかかるそうですから。
これを攻略するのは、並大抵のことではなさそうです。

しかし、このまま、いやーな気分で通勤するのは嫌だなと思って、頭を捻ったところ、ひらめきました。

名付けて「ありがとうとゆかいな仲間たち」大作戦!!

満員電車のストレスをなんとかやり過ごそうと思って最初、マスクの中で「ありがとう」と(周りには聞こえないくらいの超小声で)つぶやいていたんですけど、
やっぱり、あの殺伐空間で「ありがとう」だけだと弱いんですよね。

その場になじまない言葉を無理やり言っても、かえってダメージがこっちに来てしまう感じがしたので「あーこりゃやめよう」と思いました。

そこで
「ありがと。ツイてる。うれしい。よかったね」
こんなふうにアレンジしてみることにしたんです。

やっぱり電車って、なんやかんや目的地に早く着きますし、それは誰にとってもありがたいことだと思うんです。
それに殺伐としているように見える空間ですけど、誰もが早く目的地につくことを願っているんだろうなぁと想像しました。

だから、詠唱に込めた気持ちをもう少し丁寧に補うとすると、

「(電車さん)ありがとう。
(電車さんがこの世に存在して)ツイてる。うれしい。
(みんな、電車に乗れて)よかったね」

と、こんな感じですね。
これを唱え始めたら、ザワザワしてた気持ちがスーッと穏やかになりました。

車輌の皆さんが
「この世に電車があってよかったー。ツイてる!電車さん、ありがとう!!」
と思ってるふうに見えてきました。

最初は「殺るか殺られるか」みたいな空気すら漂っているかと思えた満員電車の空間が、なんとなく子犬がバスケットでいっぱいに群れて寝ている幸せ空間みたいに思えてきましたね(いやー、さすがにそれは言い過ぎかw)

ともあれ「ありがとう」をベースにして「愉快な仲間たち」の助けも借りると、色んな場面で辛さをやり過ごすことができそうです。

満員電車にうんざりしている皆さん、
「ありがとう。ツイてる。うれしい。よかったね」是非お試しあれ。
気分が軽くなりますよ♪


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