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中高生の塾選びについて

今回は中高生の塾選びにおいて、
大切にすべき2つの
ポイントを説明させていただきます。

1.先取り学習ができる塾

よほど勉強が苦手でない限り、
学校の進度より先の内容を
授業で扱っている塾を
選ぶことをお勧めします。
これには理由が二つあります。

①学校の授業時間を有効に使うため

一つは、学校で授業を
受けている時間を
無駄にしないためです。
思うように成績が伸びない子に
共通する特徴として、
学校の授業時間を完全に無駄にしている
ということが挙げられます。

学校で教えるのが上手くない先生に
当たってしまった場合、
よくわからないために
ぼーっとしてしまい、
授業中の時間がまったくの
無駄になってしまいます。
しかし事前に塾で学習していれば、
どんなにわかりにくい先生だったとしても
少なくともその授業中に扱う内容を
教科書や問題集で復習する
時間にすることができます。

学校では日々5、6時間の
授業を受けています。
これだけの時間を家庭学習で
確保するのは容易ではありません。
まずはこの時間を活かすことを
優先すべきです。

逆に言えば、学校で受けている授業で
わからないことが増えてきたら、
塾に通うことを検討するタイミングです。
わからないことを延々聞かされているのと
わかっていることを主体的に復習するのとでは、
心理的な安定感も大きく違います。

②受験に間に合うカリキュラムで学習するため

Migakuの中学3年生の授業では、
現在社会の公民以外の全ての教科で、
全中学範囲の学習を終えています。
公民も、冬期講座前に全範囲の学習を終えます。

数学の円周角や三平方の定理、
理科の天体など、
3年生の終わりの方で習うのに
入試には頻繁に出題される
重要な範囲があります。
受験直前に習っても、
入試レベルの問題を解けるように
習熟するための十分な演習時間を
確保できない可能性があります。
受験を見越した、きちんとした
カリキュラムで指導している塾なら、
適切なタイミングでこれらの範囲を
学習することができます。

個別指導の弊害

近年、昔ながらの集団授業の塾より
一人ひとりに寄り添った個別指導の
塾が人気になっています。
生徒に合わせた指導をしてくれるため
一見良さそうに思えるのですが、
逆に生徒に合わせ過ぎて必要な学力が身につかない
ということが起こり得ます。

特に大学生のアルバイトの先生など、
教務力があまり高くない先生の
場合は注意が必要です。
年齢も生徒と近く親しみやすく、
わからないところを寄り添って
教えてくれるとは思うのですが、
本当に必要な力を身につけさせることが
できるかどうかという点は疑問です。
寄り添うだけでなく、先を見越して
引っ張っていく力

講師に必須のスキルだと思います。

余談ですが、私が大学生の頃に
個別指導の塾でアルバイトをしていた時、
文系で理科は全くわからないという先生に
社員の人が無理矢理に物理の授業を振り、
「生徒と一緒に考えればいいから!」と
説得しているのを聞いて呆れたことがあります。
こんなことがしょっちょうあったので、
私自身は大学生アルバイトの塾を運営したいとも
子供を通わせたいとも全く思いません。

2.きちんと教科指導ができる人がいる塾

2つ目のポイントは、
きちんと教科指導ができる人
がいる塾を選ぶことです。
え?当たり前でしょ?と思われるかも
しれませんが、先ほどの個別指導の塾しかり、
これができない塾は案外多いです。

映像授業やアプリなど、昔と違って
学習するための手段は増えました。
私自身、よく試して紹介しています。
ただ、これらはあくまで
従来の教材の延長だと私は考えています。
実感として、映像やアプリだけで
本当に勉強できる生徒は
全体の1割にも満たないと思います。

そのため、使うべき参考書を紹介して
学習を管理する「授業をしない塾」や
「映像授業を提供して、受験の相談をしたり
わからないところを質問できるチューターがいる塾」
というものが存在します。

しかし、これらの塾もまた、
管理者やチューターの
質がピンキリだ
というのが実状です。
中には教育に関して全く知識や経験がなく、
とにかく売上第一で生徒に必要のない
映像授業を取らせて時間とお金を搾取する
塾の経営者も残念ながら存在します。

授業を受けるだけでは意味がなく、
普段の学習内容やモチベーションを管理して
成績を伸ばすという方法には共感します。
しかし、それを本当に実行するためには
管理者やチューターにそれなりの
スキルと経験が求められます。

管理者やチューターが信頼できるかどうか
見分けるポイントとして挙げられるのは、
プロの授業はできないにしても、
教科内容の質問をしてきちんと
答えられるかどうか
です。
いくら授業をしないと言っても
最低限教科についての知識がないと
アドバイスも的外れなものに
なりがちです。

また、やたらとできていないところを
指摘して不安を煽ったり、
何かと他人と比較してくる人
にも
注意が必要です。
これらは営業のためなら
常套手段ではありますが、
本当にいい教育者なら生徒のできているところ、
できていないところの両方を伝え、
不安ではなく前向きなワクワクする気持ちを
引き出して生徒を引っ張っていこう
とするはずです。

誰に学ぶかを大切に考えられている方へ

当然、MIgakuでは上記の
2点を満たした上で
日々の運営を行っています。

また私自身は、何かを学ぼうと考えた時に
大切にしている一番の選択基準は
価格や場所よりも誰に学ぶかという点です。
ご飯を食べるときはサイゼリヤなど
近くて安くて便利なものを選ぶことも多いですが、
しかし、本当に学びたいことを学ぶときは
値段や場所よりもとにかく本当に学びたい人から学んでいます
(実際、九州に住んでいた頃に
 飛行機に乗って東京まで
 カウンセリングのワークショップを
 受講しに行っていたこともあります。)

特に同じ価値基準を
大切にされている方には、
選んでいただける塾づくりを
今後も続けていきたいと考えています。

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