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結果と考えるか、原因と考えるか

こちらのnoteでは
単なる情報や知識ではなく、
自分の身体、経験を通した言葉を
お伝えしたいと思っていますので、
私自身の話をさせていただくことが
多くなると思いますが、
どうか自慢ととらないで
読んでいただければ幸いです。

以前6ヶ月のコーチングプログラムに
参加していた時、
立てていた目標の一つが
「TOEIC900点取得」でした。

プログラムの中で
コーチングの先生が
おっしゃっていた言葉で
「人間は目標に対して
準備することしかできない。」
というものがありました。
目標を達成するという結果が
いつ訪れるかというのは
人智を越えている、
人はそこに向けてできることを積み上げていく
という準備を続けることしかできない、
という意味だと捉えています。

この言葉が強く印象に残っていたため、
6ヶ月後のTOEICの結果が895点で
900点に届かなかった時、
単に結果が出なかった、
という風には考えられませんでした。

895点という結果は、
「900点くらいで満足しないで、
もっと努力を続けなさい」
というメッセージを発しているかのように
感じられました。

なんだかスピリチュアルで
都合のいい解釈だな、
6ヶ月で結果が出なかった時のための
言い訳の言葉に洗脳されているだけじゃないか、
と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、いいじゃないですか。
事実、その後努力を継続して、
990点満点を取得できたのですから。

仮にこの時900点超えていたとしたら、
そこで満足して勉強をやめていたかもしれません。
895点を「結果」ではなく、
頑張り続けるための「原因」として
捉えられたことは、
目先の結果が出るか出ないかを超えて、
このコーチングプログラムに参加した
成果だと考えています。

高校受験に失敗したけれど、
その後決めた、入った高校で
トップを取り続けるという
目標を達成し続け、
3年後、第1志望校に受かった
他の同級生よりも
難しい大学に入学できた生徒さん。
受験勉強中に恋人と
別れてしまったものの、
それをきっかけに遠方の大学に行く
覚悟が決まり、
前以上に勉強するようになって
志望校に合格し、
入った大学でより素敵な恋人を
つくった生徒さん。
皆さん、素晴らしい物語を生きることが
できているのは、
訪れた出来事を「結果」ではなく
「原因」と捉えられたからだと思います。

今なかなか結果が出ないと思って
苦しんでいる方、
実は私自身もそうなのですが、
目の前の事実を「結果」ではなく
「原因」だと捉えて
希望を見出していくことで、
新しい物語を紡いでいけるのでは
ないでしょうか。
一緒に頑張っていきましょうね。

学習塾 Migaku
代表 梅野潤一


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