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旅をしながら働く | ブラジル中編

(2020年1月7日の記事を転記しています。)

2019〜20年のカウントダウンはサンパウロ。都市部だから何とでもなるでしょう、、と思ってたけど、大晦日と元旦は美術館どころか公園までもが閉館でコンビニも何もかもやってなかった。

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街のメインストリートがすべて歩行者天国になっていて、サンパウロ美術館のピロティに100台ぐらいの仮設トイレを設置していたり、新年に浮き足立つ普段とは違う街を見られたのはまたそれはそれで良かった。

年越しイベントがすごそうだから参加したいけどなーでもブラジルの夜道歩くのこわいなーと思っていたところ、ペルー&ボリビアへ年末旅行していた日本人男性2人組とたまたま同宿になり一緒に街へ繰り出してもらうことに。(結局最後まで名前は聞いていないが、タカ&タクと名乗っていたような気がする。)

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12月31日23時に、夕方から飲み散らかしてすでに泥酔しキマっている宿スタッフ数名と、他のお客さんも一緒に大所帯で街へ出て花火を見に行くも、0時に辿り着けた地点(スタッフはベストポジションだぜ!と言っていた)では遠くの方に花火がチラリと見えるくらい。たぶんこのスタッフ達、毎年泥酔して同じ時間に出てるから、たぶん毎年この遠くに見える小さい花火見てるんやろなーでも泥酔してて覚えてないんだろなーと思った。

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去年のウイントフックとかその前のキリマンジャロとか、その前のカーボベルデの方が盛り上がってた気がする。(思い起こせば3年連続アフリカだった笑)小さい町のほうが、イベント会場がコンパクトでカウントダウン楽しいのかもなぁとアフリカを離れての気づき。

元旦は言うまでもなくやることないので宿で1日中グダグダと残りの食材を調理して、ウィスキー炭酸割りを飲みながら1月後半の旅程をたてて過ごした。

日本にいるときは7日に2日休んでるんだもんな、10日に1回くらいなんもしない日があってもいいよな。

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1月2日にサンパウロを後にし、アマゾン川への出発地点であるマナウスへ移動、アマゾン川1泊2日ツアーに参加。マナウスの宿に夕方に着いてからでも簡単にツアーが申込めて楽ちんだった。しかしだいぶ赤道に近づいたため暑い…

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私の拙い英語力で聞き取れたツアー内容は、3時間船と車を乗り継いで南下した地点で、イルカと泳いだりピラニア釣ったりワニ掴んだり、早起きして日の出を見てバードウォッチングして3時間トレッキングして現地住民と触れ合ってキャンプする、みたいなこと言ってて修行なのか?と思っていたけど、基本的にロッジを拠点としていて、適度にゆるくて適度に詰め込まれたちょうどいいツアーだった。

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深夜に豪雨でベッドが濡れたり、水シャワーしか出なかったり、落雷で停電したけどまぁいつものこと。そう思ってギリギリ暑い時間帯にシャワー浴びてたしね。なによりアマゾン川に足をつけて虫の声を聞きながら240円で超美味いカクテルを飲める。これだけでもう最高。

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ロッジに着いた後の昼寝中にどこかで何者か(ブヨ?)に刺されたらしい右肩を掻きむしったようで、右腕がパンパンに腫れ始め、顔首耳足にも転移してきてある意味修行感あったのだが、ブラジル人みんな優しいから色んな人が私の腕を見に来ては、飲み薬・塗り薬・虫除けを大量に寄贈していき、順調に回復中。

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前世で相当な徳を積んでいたのかと勘違いしそうになるくらいブラジル人優しい。それとも後厄がようやく終わったからなのか。

そうこうしてマナウスに戻ってきたが今度は何故かクレジットカードが使えなくなっていた。色々調べた結果、スキミング被害に遭っていて不正使用検出システム発動していたことが判明。初日のリオ空港でしかキャッシングしてないのに…

訳あって1枚しかカードを持っていないのでこのままだと帰国せざるを得ないか、復路チケット持ってないのでもはや帰国出来るかも怪しい…と日本のカード会社に確認したら、ブラジル以外で使えるように設定出来るとのこと。

翌日のブラジリアからブラジルを出てパラグアイに抜けるまでは先輩と合流して行動を共にするため、とにかくブラジリアのホテルにさえ辿り着ければなんとかなる。でもuberだけは使わせて…と懇願したら、それも柔軟に対応してくれた。

日本のセキュリティレベルの高さと対応の丁寧さよ…取り急ぎブラジリアで先輩(お財布)に会えたのであと1週間は気兼ねなく旅できそうで一安心。

ということで、2020年も4日しか経っていない時点で、

・痒くても絶対に掻きむしるな
・キャッシングする時は手元を隠せ
・カードはやっぱり2枚持ち

の3点を学びました。
一生勉強だな。。。

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