今に咲こうとする花の熱は
お久しぶりです。皆様お元気でしょうか。私はここ一年類を見ないほど元気です。大学が無いからでしょうか。でも、一日に蚊に五か所刺されました。かゆさを通り越して痛いものもあります。ムヒ塗っても痛いです。外的要因で嫌なことはあっても自分自身の中で嫌な気持ちは湧き上がっていません。このまま悲しみが溶けたままなら良いのに。
最近21歳を意識し始めました。高校野球で同い年を見ても何も思わなかったのに、今音楽を聴くと、自分がいかに小さな存在かが分かります。大きくなりたいわけではないけど、ただ小ささが嫌です。私の好きなアルバムにKID FRESINOのConq.u.erがあります。Turn.(who do) feat. jjjやSpecial Radio feat. IOが有名どころの傑作です。個人的にはthis from your Wunderkidが好きです。このアルバムが発表されたのはKID FRESINOが21歳の時です。天才としか自分の中では処理しきれないですが、ただ、それは私の小ささ故です。
ああ、こんなにかっこいい言葉を、音楽を私は今紡げているだろうか。何かを知って、摂取するたびに己の容量と底を知ってただ引きずり生きている私に何か残っているのでしょうか。何か残せるのでしょうか。
昔はよく考えて、見えていた私自身の道も。今振り返ればその足跡は消えています。そして、これからもこれまでも、この道には血が滴り続けています。その血痕でしか人生が見れなくなってはお仕舞いです。何かを残さなければ、私の為にもこの人生は報われません。私には多分、才能はありません。人より勉強できたのは私じゃなくて環境のおかげです。だからこそ才能には敬意を示す以外ないはずなのです。落ち込む暇など、拗れる暇などありはしません。ただ、私から落ちたものを大切に食べては、いつか来る日まで耐えるしかありません。まだ咲かない花の蕾が腐り落ちるところを見ててください。
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