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勝手に生えてる さんしょ(._.)

最近、山ばっか行ってますとよくヒトにこのように聞かれます。

「山って、何がそんなに面白いの?」と。

今週だけですでに4回聞かれた。医者と歯医者と同僚と親戚に。

当方はこの質問に答えることになんの意味があるのかよくわからない(-_-;)のでいつも返答に困ります。説明してわかったところで「オモシロイ」わけではないので、オモシロイかロくないか登ってみりゃわかるでしょうが…なんで聞くんでしょうか。…面倒なのか、登るの(笑) よって

「斯様なことは考えなくてヨロシイ」

とだけ言います。

…ただ、「返事できないもんだからごまかした」と思われるのもシャクなので一度だけ描いときますw。
(当方の記事読むような方々はすでにして愚問愚答だと思われているでしょうが、まあヒマならお読みください(*- -)(*_ _)ペコリ)

これは昨日めっけた、山椒の木です。

すごくいい匂いがして、思わず持って帰りたかったけどここは保護林なので断念しました(^^;)密猟はイカンです。山椒が生えてるなんて、イイですねえ。

つまりこういうことです('ω')

…ナヌ。まだわからない?
じゃあもうちょっと言葉を重ねますが(そもそも「楽しさ」を説明するという営為のむなしさよ)、

街にいると山椒は「食い物」で、食い物は「買うもの」で、すると「値段」とか「新鮮さ」とかあれこれ考えないといけないわけで、いちいち思議が要る。
でもまあ、それは街にいるから、人がつくったルール(ローカルルール)だからそうなってるんで本来は勝手に生えてるものである('ω')
そういう事実として

ホントにいきなり生えてる

のが楽しい(*´з`)

勝手に生えてる、をもうちょっと丁寧に言えば「自ずから然らしむ」というやつで、略して自然である。それが食いもんなのか、値段はどうだとかの思議も要らんのでこれを不思議という。

つまり自然は考えて楽しむもんじゃないので、説明するのがばかばかしいのでござる。

これはヨメさんがめっけた草です。なんか長いツルがでている(-"-)

びろんちょ。

なんでこんなものができたのか、なんのためにこんな長いツルが要るのか。

全く説明がない(笑)

草の勝手ですw


説明がない以上「不思議だ…」と思うほかありません(*´з`)。看板によるとこれは「ウラシマソウ」というらしいが、名前が分かったところでどうだというのでしょう(笑)


(比較としてこの逆を言えば、ネズミの住んでる夢の国がありますね。あそこは大変に計算しつくされていて、歩いているだけでため息が出る。が、当方のような人間にはやっぱ肩がこるんです。身の回りすべてが思議の産物で、「こう楽しんでほしい」という目的、作為を感じ取ってしまいます。もちろんそれが悪いんじゃなくてすごいことなんですが、

なにもそこまでせんでもいいのではないか

と、つい思う(-"-)。
まあ、当方の精神が老いているせいでしょう。)

人の手が入ったものでも、なんかこれくらいがいいです(._.)

昨日めっけた、穴ポコ。

なんか無数に開いているのです(笑)。
一応、理由らしきものが掲示されていましたが、

古墳時代の穴ポコらしい、というくらいしかわかりません('ω')

ただ、なんかキレイでしたね。

なんで岩に穴ポコが開いていてそれを「キレイ」だと思うのか、自分でもさっぱりわからん(笑)


不思議であります。でもキレイじゃないでしょうか?もう一度見てくださいな。

たぶん、コレ掘った(掘らされた?)古代の人たちも

なんかカッコいいぞこれ

と思ったのではなかろうか('ω')

とまあ、自然の不思議を楽しむ当方もその実・生粋の泥凡夫であり、山を歩けば風呂にも入りたいしサケも飲みたいし布団で寝たいので、夕方には思議のチマタに還ってくる。不思議不思議とばかり言っておれないので頭をひねってマンガなど描かねばならぬ。

ただ、あんまり作り込むのではなく

あの穴ポコくらいの作品


が作れたらいいなあ…と思う、今日この頃です。

お粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ




たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)