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文化的に山に登る

昨日はよく晴れた「文化の日」でありました('ω')

昨日、バイトに行くはずのヨメさんが寝こけているので起こしに行ったら休みだという。「何の日?」と聞いたら

「なんかの日だろう」


との答え(._.)。…まあ忘れている当方も偉そうなことは言えませんがなんかの日ってこたあないだろう。スマホを見るとなんかではなく、ぶんかの日だった。
ヨメさんは「じゃあ一文字違いだ」とエバっておりましたが。

休みだと思い出して急に元気になったヨメさんは、どこか行こうという。じゃあもうだいぶ涼しくなったし、いつもの山に一緒に行こうということに相成りました。しかも文化の日である。カメラ片手に自然や歴史などゆったり見ながら、文化的に山登りしてこようじゃないか?そう、気分は文化人である('ω')。

あまり出番のない、ヨメさんの登山靴。珍妙な色だ。


というわけで昨日は二人して機上の人(自転車)になったのでした。

途中、100円ショップによる。

そういえば記事にするつもりで忘れていましたが、山登り用にスポーツタイプの電動アシスト自転車を買いました。二人暮らしの家に合わせてチャリが4台ある(笑)という事態が惹起していますが、まあ自動車を使わない生活なのでムダとは言えまい。ヨメさんには電動のほうを貸しました。

青い方が電動アシストのスポーツタイプ。パ〇ソニックの「ベロ〇ター」という機種です。とても速いです。

秋も深まりハイキングシーズンです('ω')。住宅地から近く、折り返し地点には車道も走っている当方のいつものコースは大人気。

夏の暑い盛りには往復2時間でマジで3人くらいしかすれ違わなかった(笑)

のですが、昨日はホレ、入口の駐輪場が…

このとおり。
文化の日に、歴史ある神社から山に登ろうという

文化人たちの自転車でいっぱいである('ω')

さすが文化の薫り高い東海道の古都、O磯市だ。これは負けられんw。


ところでいつも登っているこの山は以前申しましたとうり「高麗山」といいます。これがまた、偶然なことに当方が引っ越し前、好んで登っていた(といっても年に1、2回しか行けませんでしたが)埼玉県の山も高麗郡にある。同じ名前である。埼玉県のは駅名も「高麗(こま)」です。
埼玉県のほうを扱った記事はこちら(._.)…


なにかこの二つの山には関係があるのだろうかと以前から不思議に思っていて、この度しらべてみました。そうしたら、やはり関係があったのですね。それも実にオモシロイ、歴史的な謂れが。せっかくだから今日はそんな話をしながら、文化的に歩こうと「そういえばこの高麗山って…」とヨメさんに話しかけたところ、

「アー」

という返事が返ってきた(-"-)

…忘れていた。ヨメさんは少しでも肉体的負荷がかかると会話が全く成り立たないタイプなのであった(*´з`)春にも体験しましたがw…

「埼玉県にも同じ名前の山、あったじゃん」

「カー」

「それが、高麗ってやっぱりあの外国の」

「ヴーフ」




これではカラスとしゃべってるのとあんまり変わらん(*´з`)

なかなか文化人になるのも難しいようだ。
ヨメさんは5分ほど歩くとすぐに「きゅー」とか「けー」とか変わった鳴き声を上げるが、どうも「休憩」のことらしい(._.)休み休み歩きます。


当方の好きなポスター。「予防」できてないのがイカス(*‘∀‘)

こんなヨメさんですが、山では一応、すれ違う人に挨拶はする。これも文化と言えば文化でしょうね。なぜそうするのか、別に教わったわけじゃなくてもだいたいの人は「こんちわ」くらい言う。町ではいちいち道行く人に挨拶などしない、というかかえって変人だと思われそうでできないものですが、山ではなんかいいことになっています。

が、これもシーズンになり、人が多くなると挨拶しない人も結構います。

当方(最近は挨拶しない派もいるのかな…?)(567で、声を出さないようにしてるのかな?)などと思っていたのですが、昨日気が付いた。

シーズンで急に山来たもんだから息が上がって挨拶できない人

もけっこういるのだ(;'∀')ヨメさん見てわかったw
前からそういう明らかにバテテいる人が来た場合、あえて声をださず

大き目に会釈して

その場をやり過ごすのもアリだなと思いました。これは山のマナーではなく、ただの人情である(笑)

「いしのおと」で表紙にかいた場所です。


イキな子リス(笑)


油断はできない。


ヨメさんが拾った、まん丸のどんぐり。保存林なので持ち帰りはできませんが、写真だけ取らせていただいた。

…というわけで、歴史について語り合うのはアキラメ、もっぱらカラスと化したヨメさんがコケないように見守りながらいつもの折り返し地点までつきました('ω')

すばらしい天気にて、遠くの富士山がハッキリ見えます('ω')

頂上は雪をかぶって、いわゆる「富士山」の姿だ。神奈川県に引っ越してきてから昔の絵(江戸時代とかその前とかの、絵巻物なんかの絵)の雰囲気が大変身近にわかる気がします。昔からあるいわゆる「いい景色」のステレオタイプに、街道筋からみた富士山というのが厳然としてあるのだなあ。これ、群馬や東京にいた時はあまり感じませんでした。

ヨメさんに富士山がいいねえなどと話しかけようと振り向いたら、当方の目を見るなり

「アイス!」

と叫んだ(-"-)。小銭を渡すと(ヨメさんだって財布はもっているのですが、リュックから出すのが面倒らしい)早速アイスを購入しムサボっている。一息ついたところで続けて

「ジュース!」

と叫ぶが速いか、自販機に飛んで行った。
…どうやら多少人語を思い出したらしいが、まだ単語の段階のようです('ω')

当方はまたしても会話をアキラメ、写真撮りに集中するのでした。

南に島が見えます。


文化人たちでにぎわう頂上、湘南平です。

20分ほど休んで、どうやら意思の疎通が可能になったヨメさんは

「あしたに筋肉痛を残したくないので、さっさと帰ってサケのんで寝る」

という賢いけど自堕落な提案をしてきたので、なにしろ健康第一、従うことにしました。

高麗山は低い山にて気温は平地と変わらず、まだ紅葉は始まっていません('ω')緑の森を踏み歩きながら、当方

…文化人への道は遠いな

と心中つぶやくのでした。

お粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ


…あ、今読み直したらせっかく調べた高麗山の話かけてない(笑)…(゚∀゚)












(オマケ)
ヨメさんが撮った、森の中でムになっている当方。なんか顔が飛んでマネキンみたいです(笑)自分の写真など恥ずかしいですが、ちょっと面白いので記念に。


たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)