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総計706km、2日間のバイク旅へ その①ウィスラーバンジー

こんにちは。うめ組ランジェリーです。

さて、ようやく!楽しかったバイク旅の詳細を書いていこうと思います。

▼前回の記事はこちら:

スコーミッシュに向け、出発

朝9時にレンタルショップで友人と待ち合わせ。支払い、サイン、あれこれ説明を受けたあと、バイクのレンタル完了。

本当はもっと朝早く出発したかったけれど、レンタルショップの開店時間に合わせる必要があったので致し方ない。友人の家に立ち寄って荷物を詰め込む。この時すでに時刻は10時半。

スタートから時間押しすぎ!と私は思ったけれど、友人はのんびりしたものである。「朝ごはんを食べていなくてお腹が空いた」というので、カナダ人の定番・Tim Hortonsでドーナッツとダブルエスプレッソを流し込み(朝食を済ませていた私もちゃっかり)、やっと最初の目的地・スコーミッシュにあるAlice Lakeに向けて出発した。

Google mapによると約1.5時間だったので、12時半にはつけるだろうと予想。

しかし、これが甘かった。

渋滞である。

分厚いレザーのライダースジャケットにフルフェイスのヘルメット。真夏のライダーに渋滞はきつい。

照りつける太陽とじわじわと動く車の波に、友人はFワード連発。(イヤホン付けててもばっちり聞こえていた)

Alice Lake Provincial Parkに到着

ようやく渋滞を抜け出し、最初の目的地であるAlice Lake Provincial Parkに到着したのは既に13時半前。しかし公園へと続く道には長い車の列が…。駐車場に向かう列かと思ったけれど、満車とのこと。じゃあこれはどこに向かって進んでる列?と誘導員のお姉さんに聞くと、ラインナップのためのラインナップだよ!ハハ!と言う。

埒があかないので列から抜け出し、駐車場のはるか手前にバイクを止め、25分ほど歩いて公園の入り口に向かうことにした。

ウィスラーバンジーの予約は3時半、公園から30分かかるので、3時前には出なければいけない。戻りも20分強歩くことを考慮すると、公園で過ごせるのは14時~14時半の30分のみ。予定では2時間あったはずが…!

何はともあれ、湖まで歩いて行き、木陰でランチ。木漏れ日と水の流れる音が気持ちいい。束の間、ゆったりとした時間の流れを感じる。

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トイレで水着に着替え、いざ湖へ。憧れの湖スイム!の予定でしたが、時間が無いこともあり、私は水着が濡れないところまで入って楽しみました。

入り口からいちばん近くにある湖、アリスレイクはこんな感じで、ファミリー層がメインのレジャー施設という感じです。

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湖にはロープで遊泳ゾーンが小さく設定されていて、個人的にはちょっと期待はずれ。もっと広大な自然の中で泳げると期待したのになあ。有名な州立公園よりも、小さな湖とか観光地すぎない場所の方が良いのかも。

ただしこの公園、何しろ広大な敷地で、全部で4つの湖、トレイルコースやキャンプサイトもある。もっと奥まで進めばまた違った景色も見れるかと思います。

また今度、別の場所に泳ぎに行こう!と早々に切り上げ、再び着替えを済ませ、小走りでバイクに戻る。

ドドンパ並みに飛ばすバイク

バンジージャンプの予約は3時半。予約を後ろ倒しできないか電話をしてみたものの、予想通りNG。急いで向かわなければ間に合わない。

高速をビュンビュン軽快に飛ばしていく。この上なく爽快である。

対向車線から来るライダーとすれ違うとき、ドライバーが左手に出すピースサイン。ライダー同士の挨拶だそうです。律儀だなあ。

ドライバーの前にあるモニターを覗き込むと、たまに時速180kmを超えている。どうりで爽快なわけだ。

急にスピードアップした時に体がグインッと引っ張られるこの感じ、なんだっけ……。

そうだ、ドドンパ(フジQ)だ。

ドドンパの最高時速って何キロだっけな…と考えていた。(あとで調べてみたところ、ドドンパは最高時速180km/h。ドドンパ超え)

ちなみに今回レンタルしたバイクはYAMAHAのTracer 900。私はバイクのことは全然わからないのですが、懸念していた長時間の後部座席は問題なく乗り続けられました。

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(以前乗せてもらったバイクはもっとシュッとした見た目で、乗ったときの姿勢はやや前傾。今回のバイクはどっしりしている。姿勢はほぼ垂直、左右の荷物入れのハンドルに捕まったり、停車中は後ろの荷物入れにもたれることもできた)

予想外の結末、ウィスラーバンジー

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飛ばしに飛ばして、それでも到着した時すでに3時半すぎ。(本当は予約15分前に来てね、と書いてある)

たぶん相当バンジージャンプをしたかった友人。バイクを降りた瞬間から、ok、大丈夫だ、もし今回できなかったらまた後日予約をとろう、などと断られたシチュエーションを先回りして提案してくる。

受付は、すぐそこ。

4時からの予約の人たちも遅れてるかもしれないし、3時半の枠には私たち以外にもいるはずだからきっと大丈夫!と説得しながら、ヘルメットを抱えたまま小走りで受付に向かう。

陽気なお姉さんが受付をしてくれる。3:30の予約である旨を伝えると、スポットがあればできる、そんなに待たないと思うけどとりあえずスタンバイしてて〜とのこと(英語が早すぎて聞き取れなかったけどそんな感じ)。

朝の出発からここまで、常に時間に追われてやや疲れ気味。正直、怖い〜!緊張する〜!などと思うひまもなかった。

(私が「やる」と決めるまでどれほど悩んだかについては、以下の記事に↓)

体重を図り、誓約書にサインしたあとスタンバイ場所に向かうと、今すぐできるよ、とお兄さん。さっそくかい!

先にウィスラーバンジー経験者の友人から。あっという間に装備を付けてジャンプ台へ。その間に私もベルト等を装着してもらう。

カメラを構えて、ベストポジションから友人が落ちていく姿を捉える。この時が一番ドキドキしたかもしれない。

友人のジャンプは、ジャンプというか、いかにも怖そうに、足から落ちていった。そう、友人はバンジージャンプが「とても怖い」のです。なのになんでやるのか(しかも2回目)と尋ねたところ、怖いからこそそこに自分を追い込む必要があるんだ、みたいなことを言っていた。彼は一体何と戦っているのか…。

友人のために動画を撮っていたのだけど、思わず「オーマイガーーーーーーー!!」と叫んでしまい、私の絶叫入りのジャンプ動画になってしまった。

無事帰還した友人に、どうだった?どうだった?と聞き、2ショットの写真をカメラマンに撮られ、はい次、とさっさと私の番がきた。


ジャンプ台に立ち、つま先を前に出す。この瞬間が一番怖い、と聞いていた。

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しかし。あれ?さして怖くない。

景色きれ〜〜〜〜。勢いよく流れる川は冷たくて気持ち良さそうだし、目の前に広がるのは青空とウィスラーの山々。

もう少しここで眺めていたいけれどそうもいかない。お兄さんにアシストしてもらい、5.4.3.2.1.バンジー!

踏ん張って、

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ジャンプ!

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↓足が離れたあと、空中で足を伸ばしきれなかったことが唯一の後悔。

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↓まだ頑張っている。

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↓あっ。バランスを崩し始める

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↓あああっ。完全にバランスを崩している

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↓死んだ。

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↓バウンドしているところ。わーい!

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これは……楽しい!!もう1回やりたい。ジャンプしたあと一気に落ちていく瞬間はさすがに怖かったけれど、それは一瞬のこと。下でバウンドしてからの恐さはジェットコースターの楽しさと同じ。ふわっとなって、また落ちる。そのバウンドも2,3回だけ。もっとビヨンビヨンしてたい。

本当に一瞬で終わりました。

ジャンプ台に立った時の50mの高さ(ビルでいうと12階)は、それほど恐怖は感じなかったです。

正攻法(ジャンプを積極的にしに行く飛び方)が一番怖くないと思う。飛び降り自殺みたいな、すーっとそのまま前に倒れ込む方法は絶対に怖い。

初めてのバンジーにはウィスラーバンジー、とてもオススメです。ちなみに1回目は$130ですが、2回目以降は永遠に$80とのこと。また来たいな。

あれほどやるかどうか悩んだバンジージャンプ、まさかの「さほど怖くない」という結果になりました。もっとスリルを味わいたい……!ジャンプのフォームを改善したい……!

このあと、バンジーの綺麗な飛び方や、日本で最も高いバンジージャンプの場所を調べてみた。友人が日本に遊びに来た際、また一緒に日本一のバンジーしに行こうと約束してしまった。

***

バンジーを終えた達成感とともに、もう時間に追われることもないので安心して次の目的地、Train Wreckに向かいました。

▼バイク旅の続編はこちら!


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