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採用担当者が考える『採用とは』

私は人事の仕事をしています。

「人事の仕事」というと、皆さんはどんな仕事を思い浮かべますか?
私がここで言う「人事の仕事」とは、ずばり【採用業務】です。

採用とは企業の成長に必要な人材を確保し、その人材が輝ける場として自分の会社を認識してもらう、人事の中でもかなり前衛的な役割です。

自社のための採用業務(言うなればバックオフィス)であるが故、バリバリ営業の転職エージェントと比較すると少しゆったり?のんびり?な印象を持たれがちですが、あえてここでハッキリ言います、

採用業務こそ営業です。
(転職エージェントを経て企業の採用担当になった私が言うのだから間違いない)

※ちなみに、私がなぜ人材業界や採用業務に興味を持ち始めたのかはこちらから※


さて、そんな私はこの採用業務が大好きで大好きで仕方ありません。

だからこそ今日は言わせてください、題して

【採用業務のここが好きベスト5】

1.会社の顔になれる

転職や就職を希望する方にとって、企業の初コンタクト先となるのが採用担当者です。採用イベント系で登壇したりMCしたりしているのも大体採用担当者です。

ということは、候補者さんにとってその企業との初接触・窓口になることができる採用担当者は、いわばその会社の顔といっても過言ではありません。そんな役回りができる職種は本当に数少ないので、そもそもその立ち位置に居るということが幸せでなりません!!!


2.自分の人間力で勝負ができる

会社の顔になるからこそ、自分自身に人間としての魅力があるかどうかが大きなカギになります。そして、その人間力1つで勝負ができます。
候補者さんに「この人と一緒に働きたい」と思って頂けるような人間になれるよう、日々目線を高く持っていられるのもこの職種のいいところですね。


3.社内と社外を繋げることができる

採用担当者のステークホルダーは以下の通り

・社内:採用リクエスト者、HR別チーム
・社外:人材エージェント、候補者

採用担当者という立場を利用して、バックオフィスでありながら社内外の人と関わることができます。かつ、双方が満足するようなコンサルティングを提供できるのも面白みの1つです。


4.人の人生の分岐点に関われる

1人の候補者を採用するということは、その方の職場=1日の7~9時間を費やす場所を変えて頂くことを意味します。これって結構大変なことなんですよ(語彙力)

転職は、人生において何十回も何百回もあることではありません。言うなれば、社会人生活のなかで多くて10回あるかないかです。
そのなかの貴重な選択の1回に携わることができるだけでも、すごいことなのではないでしょうか(語彙力語彙力ゥ!)


5.自社のことをとことん知れる

採用担当者は自社の魅力を候補者さんに沢山アピールします。一見簡単そうにぺらぺら話している自社の魅力も、実は日々の社内ステークホルダーとのコミュニケーションによって引き出せた貴重な情報です。

その情報を引き出すための会話や、社内のミーティングで、どんどん会社全体を網羅的に知ることができるのは、採用担当という立場ならではだと思います。


おそらく現在就職活動中の大学生の方で、最初から

・自分は企業の人事(採用)職に就きたい!
・採用業務をメインでキャリアを構築したい!
・1社目で転職エージェントやってみたい!

と採用業務への意識がハッキリしている方はあまりいらっしゃらないかと…。それぐらい人事(採用)のお仕事って若干地味でキラキラ感はあまり無いよなと、我ながら思います。


それでも私は採用の仕事に誇りを持っていますし、少しでも興味があればぜひトライして頂きたいと思っています!

それでは、また。

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