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養生を心がける

 
私は手を骨折したが、今度は夫が新型コロナウイルスに感染した。

 ↓新年早々骨折した話はこちら。

 今年は夫婦そろって厄年なのだが、なんともまあ新年から大当たりである。いっそ、いまが宝くじの買いどきかもしれない。

 それはさておきコロナである。
 私は検査したものの陰性で、発熱もなくこうしてnoteを書いている。
(ちなみに職場からは濃厚接触者扱いで自宅待機を命じられた)

 が、夫は高熱が出るわ咳・痰・鼻水が止まらないわで苦しんでいる。
 自主隔離を取らなければならない状況も相当ストレスになっているようだ。

 私は私で慣れない看病、なおかつしんどそうな夫を見続けなければならない状況に神経を使っている。

 家の中は静かだ。そしてひりついている。
 ほんの数日の病ですらこうなのだから、長年介護や在宅療養を続けておられる患者さん・ご家族の心労はいかばかりかと想像した。
(実際に介護経験もない人間が語るのもおこがましいが)

 と同時に、「ああ、やっぱり私は、もっと養生ということを考えたい」としみじみ思った。

 私は二十代後半のころから薬膳や漢方に興味が出始め、ぽちぽち関連の検定や資格を取ったりしている。
 今回の夫罹患でも、いまの症状に合いそうな漢方を勧めたり、喉にいい食事を考えたりしてみた。

 効果が出ているかは五分五分なのだが、上記のような養生法を考えているだけで楽しいのである。
 自分や家族、あるいは不調で悩んでいる人がいたら相談に乗ってみたいとも思う。

 いまの仕事は、薬膳だの漢方だのとはまったく関係のないものだ。
 薬剤師の資格を持っているわけでもない。

 だが、もっと深くこういう方面を学んでみたいと思った。
 欲をいえば、薬膳カフェとか、薬膳アドバイザーのような仕事に携わってみたいとすら思う。

 いまの仕事をすぐに手放す決断はできないし、本気でこの方面で身を立てようとしたら、もっと山ほど学び続けなければならない。
 そこまでできるほどの熱意や体力が、自分にあるのかもわからない。
 弱気と優柔不断と安定志向、いつもの私の癖である。

 それでも、養生ということを考えると楽しいのは本当だ。
 いまはこの気持ちを大切にして、できるところから自学を続けていきたいと思っている。


 ↓いま興味がある検定。



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