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インフルを薬なしで治そうとしたら入院になってしまったよって話(前編)

兄さんがインフルエンザにかかった。
保育園でそれはそれは流行っていたようで。各クラスの3分の1はかかっていたようだ。小学校だったらクラス閉鎖なのかな。コロナはすぐクラス閉鎖するのにインフルはしなんだな。
あの騒ぎはほんまになんだったのやら。

私は基本的には薬に頼りたくないと考えている。
自分の自然治癒力を高めたいし体は間違えないと思っているので、
自分で治していくことが大切だと思っている。
でもそう考えてるのは家族の中で私のみ。

今回、インフルと診断されて、しっかり薬が処方された。
だけど、飲ませなかった。
高熱できつそうな時だけ解熱剤を使った。
2日目で解熱して、3日目は元気だったし。

家族への感染も心配したけど、みんなに気を強く持て!と気合を入れた。(特に旦那さんに。この方は雰囲気ですぐ罹患するタイプ)

気合隊長の私はといえば花粉症がなんだかますますひどくなり、1日のほとんどを口呼吸するほどで夜も眠れない。赤ちゃんはそんなことお構いなしに泣く。兄さんは熱でグズグズ。そんな日々の積み重ねで副鼻腔炎に。私は絶対インフルにならない!と決めたが、副鼻腔炎にならないと決めてなかったからかそっちになってしまったのか。(どういう運命のいたずら)これもなかなかきついもんで、ギリギリまでふんばったけど、この状況でもう無理と判断し耳鼻科へ。とりあえず今回は薬様の力を借りて早く治して体制整えることに。(薬はこういう時ほんとにありがたい)

4日目、昼頃から兄さんがきつそうで再度発熱。昼ごはんも食べず夕方まで寝ていて、体に発疹ができていた。

かかりつけの病院に電話すると、明日受診してください、とのこと。
処方した薬は飲んだよね?
薬のアレルギー反応かなー
処方の中に痒み止めにも対応してる薬があるから引き続き飲んでください。

先生のたたみかけの言葉にもほとんど何も言えずにいた。
だって、なにも飲ませてないんだもん。

兄さんに今まで見たことのない発疹ができ、高熱できつそうで、とても痒そうなので痒み止めを飲ませようと思った。家族は解熱剤しかもらってないと私が言っていたのに、薬を出してきたので、もらってたんかい!と言いながらまだ他にもかなり言いたいことはありそうだったが、それを上回る今は言うなよ!の空気を私が発したのでそれ以上は誰も何も言わなかった。もし、私は反対の立場だったら相当追い詰めて事情聴取をしたことだろう。想像しただけで恐ろしや。

翌朝、発疹は広がっていて、かかりつけ小児科に診てもらったところ、
これは、橋本病の疑いがあるので大きい病院で診てもらいましょう、となった。
実は、橋本病疑いからの大きい病院送りは2歳の時もあり(結局は違った)今回2度目だ。

病院に着くと血液検査や尿検査、問診があり、その中で今回薬を飲ませなかったことを話した。発疹と発熱が薬のアレルギーである可能性を消しておきたかったから。当然、先生はなぜ飲ませなかったかを聞き、その流れから予防接種の話に。予防接種は、2歳頃まではコンプリートしていてそれ以降は打たせていない。
先生は、予防接種は強制ではないが、きちんと子供になぜ打たせないのかを説明できるのか、予防接種は本人のためだけではなく社会のためでもある、と言った。
そして、では、お母さんはなぜ予防接種を打たせないのですか?と聞かれ、とっさのことに異物だし絶対に抗体ができるわけではないので必要ないと答えた。

先生: 異物とは?
私:  水銀とか入ってるので、、、
先生: ほとんど入ってないけどね。

しばらく沈黙の後、

先生: まぁ、打つ打たないは、ね。またわからない
    ことがあったら何でも聞いてください。
私:  は、はい。

ちなみに今回のこの先生は男性ブランコの浦井さん似。
誰かに例えないと気が済まんのか私。

そしてコロナ陰性で、病室へ。
担当医が来て、上のやりとりがまた一通りあった。
しんど。もう、母子手帳渡さなければよかった。なんか嘘つくと後味悪いし、とっさのことで後のこと考えて話できなかったー。

担当医は、似てる人が見当たらないんだけど、ネームのところに我妻善逸のバッチ付けてたから、我妻にしよう。

血液検査の結果、インフルと溶連菌が陽性。
川崎病の方は条件が複数当てはまっていてまだ否定できないので、溶連菌治療しながら様子をみていくことに。

入院決定。付き添いは私になる。坊ちゃまは、ばあばにお願いするしかない。

さぁ、2回目の入院生活開始。
次回は赤ちゃんが家に留守番してるよ。私はおっぱいが張るよ。なんかモヤモヤすることもあるけど、なるべくしてこうなったんじゃないかなどをお届け予定です!


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