気をたしかに

こんなの見たことない!?プロゴルファー、フィル・ミケルソンの計算_20180708七夕賞

サッカー日本代表は敗退しましたが、W杯ロシア大会は宴もたけなわですね。
そんな中、米国男子プロゴルフで前代未聞の事件が起きました。
先月行われた全米オープン第3日目の13番ホールのグリーン上でのこと。
フィル・ミケルソン選手がパッティングしたボールは、カップをすり抜け、下り傾斜でコロコロ転がり、ますますスピードが増しそうなその時、何を思ったか、フィル・ミケルソン選手は小走りにボールへ向かい、まだ静止していないのに、返しのパットをしたのです。

動画をご覧いただければ一目瞭然です。

                     (GOLF NETWORK提供) 


静止したボールの前に立ち、パットの直前に風で動いてしまったのならわかりますが、これは全く違います。完全に故意です。
前代未聞ですね。

小学生でもこんなことはやらないと思います。
フィル・ミケルソン選手はメジャー優勝者で、米国ではタイガー・ウッズに次ぐ人気者だけに、信じられませんでした。
感情的にどうしようもなくなったのでしょうか?
衝動的にしてしまったのでしょうか?
なにかトチ狂ったのでしょうか?

ここで、以下の彼のコメントを見ると、さらに驚きました。
「あのまま下っていって、そこからまたプレーするより、2ペナルティ受けた方がいいと思った。早く次のホールに行きたかった」と。
また「ルールを自分に有利に利用するのは当然」とホールアウト直後にコメントしました。
つまり、ボールがあのままどんどん下に転がってしまって、遠くから何打かかるかわからないパッティングよりも、2打罰を科されてもカップの近くから打った方が得だと判断したのです。
つまり、これはある意味、マネジメントをしたのです。
決して、ただ感情的になったわけではなかったのです。

それにしてもプロをここまで追い込むなんて、どれだけ難しいグリーンだったのか・・・

フィル・ミケルソン選手は大会後に「自分のしたことが恥ずかしく、失望している」と謝罪したようです。
なにやら、サッカーの日本代表のパス回しが思い浮かびます。
違いはルールを利用したことと、ルールを悪用したことだと思います。

ちなみにこの日は奇しくもフィル・ミケルソン選手の48歳の誕生日でした。


◇◇

さて、本日は七夕賞。
その名も⑨バーディーイーグルを狙う。
福島競馬場の2,000mのハンデ戦は柴田善臣騎手の死んだふりから直線だけの追い込みでごぼう抜きのイメージがある(古いですが)。
ゴール前で全馬抜き去って、カップイン!じゃなかったゴールイン!!

(勝馬投票は自己責任でお願いします)
[今年の当たり]
◯安田記念 アエロリット 5人気2着
◯高松宮記念 ナックビーナス 10人気3着
◯阪神大賞典 サトノクロニクル 4人気2着
◯弥生賞 ワグネリアン 2人気2着
◯京成杯 コズミックフォース 2人気2着

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