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#週刊キャプロア 48号 「偶然」感想です

#週刊キャプロア 48号 「偶然」
kindle版 300円、 読み放題 0円

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週刊キャプロア第48号『偶然』のリーダーうまべぐが、執筆してくださったみなさんへ感謝を込めて、感想を述べさせていただきます。それぞれの感想の一番最後のかっこは私が一番印象深く心に響いた文言です。
各サイトは著者の活躍場です。ご興味ありましたらお立ち寄りください。

コラム

・発見は偶然の産物(土谷尚子さん)
アロマテラピーは偶然の産物だったんですね。知りませんでした。そういえば、ノーベル化学賞や物理学賞の受賞者たちは予期せぬ結果から偶然何かを発見し、成功への手がかりをつかんでいるケースが散見されます。失敗は成功の基、ですね。土谷さんのコラムを何度か拝見していますが、インテリアコーディネーターということで、バランス感覚がとても勉強になっています。そして常にそこには新たな発見があります。これからも楽しみです。
「新しいなにかが見つけ出されるときは、偶然があるのかもしれない」
Blog: https://ameblo.jp/life-naturally/
Twitter: https://twitter.com/Nao5Tsuchiya
note: https://note.mu/nao5tsuchiya
amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B07QXQKC9W/
・生まれてこなかった誕生日(ぴろこさん)
たしかに生年月日は自分の好きなように変えられませんね。運命、宿命ですよね。
タイトルにある生まれてこなかった誕生日、つまりもう一つの誕生日があるというのは、なにか運命のいたずらを感じずにはいられません。もう一人の別の人生をのぞいてみたくなります。そして、その別の人生がカードに暗示され、現在の自分と照らし合わせ、意味づけされる、そこにぴろこさんのコラムニストたるゆえんが見え隠れします。
「そこに、19日遅れて生まれてきた意味があるのかもしれない」
https://ameblo.jp/carving-io
https://twitter.com/nakatahiroco
https://note.mu/nakatahiroko
amazon: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07Q2794D9/caplogue-22

エッセイ

・強運(沼上祐子さん)
ドラマを見ているようでした。刑事さん、カッコイイですね。強運の持ち主だと思います。でも強運は強運でも決して偶然ではなく、ご先祖様に守られているんだと思います。
私もバレーで骨折し、松葉づえを使っていた時期があります。ギプスを外され、松葉づえを返し、もう歩けますよという先生の冷たい声にうなずくしかなく、松葉づえでさえ40分かかって来た道を3時間かけて帰ったことを思い出しました。このエッセイから自分も何かできることがあれば見て見ぬふりをせず、少なくとも声だけでもかける意識を持とうと思いました。
「手を差し伸べて下さい」
Flickr: https://www.flickr.com/photos/hiyokomame/
偶然メモ(ゆーさん)
たくさんの偶然をありがとうございました。しかもこんなに火事に遭遇されるとは・・・。消防士や消防団で活躍されると良いかも。暴行事件に遭遇され、止めに入るのはゆーさんらしく、カッコイイです。でもケガには気を付けてくださいね。最後の偶然は、驚きました。北海道と大阪、時間の経過、まさに偶然です。でもこれ、女性だったら、と思ったのは私だけでしょうか。
「ドキドキで胸キュンのロマンチックな偶然こねー!」
Twitter: https://twitter.com/beat91
amazon: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07QMVXSKV/caplogue-22
偶然よ、デタラメをもたらせ!(村政さん)
文章ばかりの中、すばらしい絵を掲載してくださり、ありがとうございます。いつも拝見する村政さんの個性的な浮世絵とは異なり、デタラメな絵を描いてくださいました。とても貴重でうれしいです。たしかに縦の線で迫力が増し、引き締まりましたね。でもそれはもはやデタラメから遠ざかってしまった・・・。抽象画というものは、私にはなかなか理解しがたいのですが、まとまらないからすばらしい作品なのでしょうか。アーティストの感性、いや村政さんの感性にはいつもしびれます。
「理解できるものが現れた途端に」
http://ukiyoe.mu-life.com
https://www.facebook.com/accountmura/
僕を呼ぶ声がする(ななやさん)
ウォーキング仲間の書くエッセイは楽しい。そう、車や自転車では遭遇しえない偶然がウォーキングでは待ち構えているのだ。そしてそれをななやさんは、予定が入っているにもかかわらず、懐かしく感謝の心をもって接している。ななやさんらしさが出て、とてもほのぼのとしたウォーキング・エッセイ。方言もまた味があって、かわいい。ななやさん、ありがとうだよ!
「パンツまでびちゃこだった」
https://twitter.com/nanaya
https://note.mu/nanaya
パンクしたタイヤ(峯本雅子さん)
たしかに2週間足らずで同じ左のタイヤが2回もパンクするのは驚きます。私はちなみに会社の営業で1t車を一日中運転し、7年間で1度たりともパンクしたことがありませんでした。峯本さんがすばらしいのは、2回のパンクを「これは何かの暗示なのか」と偶然を偶然で片付けなかった点です。そしてその暗示が車をぶつけるという結果で出現した。結果から原因を突き止め、風邪をひいているときは運転しないようにする、に至ったリスク管理は見習いたいところです。
「なんだか聞き覚えのある音に変わってきた」
note: https://note.mu/masakomoon
Twitter: https://twitter.com/masa22bluemoon
Music: https://www.youtube.com/channel/UCU0_vaXOQAQpEOXpWOvI-mg
amazon: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07MZHTFYZ/caplogue-22
ししまいのおばちゃん(水川すみれさん)
もう、ししまいのおばちゃん、でいいでしょう。これだけで十分です。こんなにも映像がインプットされるエッセイはあまりお目にかかれません。すみれさんの真骨頂ではないでしょうか。出だしから、はじめてのおつかいをテレビで見ている感覚で、ハラハラドキドキさせられました。「補助輪がアスファルトを擦っていく」「ペダルが軽くなった」という感覚をしっかり描写し、その一方、「もう!おかあさん付いて来んといて!」という子供ならではの心理も表現された文章には脱帽です。「おばちゃんがにっと笑った」という表現もすばらしい。最後にこの作品を拝読し、子供の頃は偶然の宝庫だったなと昔を振り返りました。
「『そうか、偉かったな』
お母さんが自転車のハンドルを引いて歩きだす。私もゆっくりペダルを漕ぐ」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008820285123&fref
https://twitter.com/7VnaS6lDnfTjc9e

ショートショート小説


誕生日のお別れ(春瀬由衣さん)
涙しました。「妙な時に死にやがって」という悔やんでも悔やみきれない心情が伝わります。「偶然とは無力さだ」と叫ばれる気持ち、わかります。でも、父が融通の利かなくなった肉体を脱ぎ捨て、天国で喜々として研究されている情景に、これでよかったんだと父を思い遣る気持ちも伝わります。そして、最後の一文に涙が止まりませんでした。
「『謹呈』のあとにあなたの名前を書いた論文を、一年後、あなたに持っていきます」
https://twitter.com/haruse_yui
https://note.mu/haruse_tanuki30
https://valu.is/harusetanuki
宇宙人からのお手紙(Luさん)
なるほど、宇宙人にとっては手紙が興味深いんですね。テレパシーが使えるんですものね。
言葉の概念さえないものがあるのですね。そして、偶然もなくすべては必然だと。その必然は神によるものだと。驚きました。宇宙って神様がいるのですね。俄然、宇宙人に親近感を持ちました。あっ、でもやはり地球がいいかな。だって宇宙では偶然の出会いもなければ、ラブレターを書く、あのドキドキ感も味わえないのでしょ?
「起こる事柄につける名詞がなんて多いのでしょう」
Facebook : https://www.facebook.com/chiaoping.lu
うまれる  ~ 気まぐれ連載 第8回 ~(SUIREIさん)
小説でありながら、なぜか私にはSUIREIさんの現実に思えてなりません。心身ともに疲弊したSUIREIさんが、もがき苦しんでいる絵が映ります。苦しんだ先に必然という光明が見えてほしいものです。でも愛や夢って、叶わないものですよ。「愛していたから、失うことが恐くて」も、笑顔絶やさず前進してください。私はSUIREIさんを応援しています!
「わたしの笑顔や幸せは、わたしだけのものではない。
長いトンネルを抜けて、誰かの手を取ろう」
https://twitter.com/SUIREI8

連載

中村修治の「ペライチで”お題”を斬る」偶然は、なにしろ美しいのだよ。(中村修治さん)
中村センセの年輪を重ねた人生が垣間見える、非常に説得力のあるコラムでした。さすがプロのコラムだなと。坂本龍馬の手紙の文面でいちばんよく使用されている言葉が「はからずも」であったというのは意外でした。
そして、山ほどある書籍やセミナーの類の胡散臭いものはクソみたいなものである、と今号もクソを投げつけてくださって、すっきりしました。いつも痛快で溜飲が下がります。
文中にはとても含蓄のある文言が多く、私の背中をしゃんとさせてもらいました。
「思い通りにはならないが、やった通りにはなる」
「なるようにしかならなかったわけである」
「はからずも、偶然は、やった通りになる原理の上に生まれてくる必然であって」
https://www.facebook.com/shuji.nakamura.56?__tn
http://nakamurasyuji.com/category/column/?fbclid=IwAR3V0-Y7EX9B9nfcfuLIm7nBpoIIsRQCG-Ltj6rjSmU4fjVfUiLA-XGepHo
お題で写真!シロヤマンクラブ (シロヤマンさん)
文章ばかりの冊子に彩を添えてくれました。シロヤマンさん、ありがとうございます。
沼上祐子さんの写真はとても神秘的でした。そしてその写真を写したのは二眼レフとのこと。一眼レフなら知っていますが、二眼レフは知りませんでした。
まさこさんの写真はまさに偶然!ハートの空ですね。SNS投稿して閲覧者に喜んでもらおうとしたら、逆に閲覧者に喜ばせてもらったなんて、SNSの醍醐味ですね。
私うまべぐの写真は、はい、もっと上手に写真が撮れるようがんばります。このチャンスをくださったシロヤマンさんに感謝です。
シロヤマンさんの写真、じつは私は写真の中のアマガエルだとばかり思っていました。まさか、撮ろうとかまえたスマホの上に飛び乗ったとは信じられませんでした。まさに偶然ですね!
https://twitter.com/siroyama4
https://www.instagram.com/siroyaman/
https://valu.is/takashiro
くらげの一葉一答 偶然というドラマ(くらげさん)
くらげさんのこのコラムでなるほどと、思った言葉があります。それは、ドラマです。とかくドラマというとテレビのドラマを思い起こしがちですが、そこにはまったく偶然などありません。しかし、本来のドラマという言葉はドラマチックな、というように偶然が織りなす世の中のストーリーを指します。ここでも落とし物に偶然というドラマがある、というのは納得です。偶然に偶然を重ねて。そして、「奇跡とは優しい心が生み出した偶然のことだ」という表現の「優しい心」がとても印象深いです。この先、忘れないようにしたいものです。
最後にくらげさんのこの言葉をお借りして、今号のテーマ『偶然』を締めくくりたいと思います。みなさま、ありがとうございました。みなさま、すてきな令和をお迎えください!
「この先出会う「偶然」が一つでも多く「奇跡」でありますように、と」
https://twitter.com/kurage313book/status/1123203578502324224
https://note.mu/kura_tera

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