トニーフランクの短歌日記

日記のような短歌

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今日聴いた音楽

自分で自分の面倒を見ないといけない世の中だ。 自分で自分の機嫌を取らないと仕方ない日々だ。 SMAPの「しようよ」という曲、矢野顕子さんがピアノ弾き語りでカバーしてお…

この僕を最低な奴と気付けぬ人のお世辞はうまく効かない

劇的なスペクタクルを求めてるあなたと分つ飲み会などない つつましく迷惑かけず飲む酒の溜息ひとつ許してほしい この歌詞のように誰かを助けたい「悲しいんじゃなくて寂…

オリオン座指差し教えた路傍の爺そんなボケなら老いてもみたい

例えるとエアーポッズほど縮んだコンビニレンジの僕のパン 挨拶は礼儀ではない過去未来現在楽に教える手段 秋なくて今年は着れずの薄袖は春へ持ち越し楽しみに待つ

「露光」

たくさんの思い出 レンズ越しの景色達 僕はカメラ 羨ましい こんなふうに過ごしてみたかった 人間のあなたたち機械ではないから ファインダーはみでた時ほど笑い転げ シ…

ちょっとした外出くらい鍵閉めぬようでありたい心の戸締り

背伸びせず姿勢気をつけ身体測定大人も身の丈測り測られ 10秒で終わる用事重い腰あげるの3日済めば祝宴 場暖め加湿し熱茶振る舞えるストーブのヤカン尊敬してる

のり弁は冷めた方が美味い様に機を熟すだろうその後悔も

生涯のエンドクレジット載らないが一生を彩るとんかつのキャベツ フェイクグリーンより日々の面倒迎え入れよう僕を育てた母のように ソファ位置しっくり決まった頃更新せ…

サンタさんがんばれゴエモンありがとうセーブした笑みロードする今

キープした半額寿司とられたスーパー見切りつけよう品ではなく我 僕ら所詮獰悪同士肩ぶつけ角が削れて人型になる 国道の喧騒塞ぐハンバート遠回りでも路地を行きます

かけっこで擦りむいた血笑ってくれたお前とならば何処までも走ろう

ランニング羽根木を旋回未来への路傍の足音拾って歌う 多種多様に隠した弱さ問うてくる鳩を避けながら歩く人 枯れるから限りあるから美しい花とエントランス飾る君

小田急の代々木上原で降りそうな人が代々木上原で降りた

物心つかぬ頃にベビーカーから眺めた世界今も続くのみ 後悔はロケット鉛筆の要領で芯替え書き換え忘れるほかなし 焼肉の真っ黒こげは後輩に食わさぬ愛しき吉本興業

電車賃なくて携帯壊れてる後輩咎めようか讃えようか

信頼の人が信じてくれる自分が一番信用ならない不思議 東京の関西饂飩は讃岐なり難波天政のつゆ恋し 今ズボン履けば何十年先の未来が好転しそうな薄暮

ロックスター的な振る舞いやりたい2割できなくてよかったが8割

大河観て着物が綺麗じゃ変だと言う飲み屋で部屋着の幼馴染 人見知り病気じゃなくて身を守る方法探す似た者同志 劇的な人や事持て囃されるが僕は君の屁だけで3日は笑う

忘年会のコースが自然と4000円俺達大人になったと言う同期

エモいという形容詞でおしゃれに捨てた目的の残骸拾いにいこう 目黒川夏臭うらしい関係ない住んでそのこと確かめたい 早朝にUFOキャッチャーいきたいとワームな電話掴ま…

知らないと君にも嘘をつかせぬ様言えない秘密誰しにもある

アウターのジッパー噛んで前後ろ進めない様我に似ている 白米にシチューを笑わぬ僕らで今日マカロニいれてグラタンにしよう 類語辞典調べてみてもこの気持ちほかにないか…

捨てれずのおにぎりフィルム長旅の果ての駅で左様なら達者で

名も知らぬ人とこらえるバラエティ今宵もロウリュサービスに拍手を 終電のヒトと動物の境目で頑張れ小田急サラリーマン

可哀想とだけ言ってほしいのに北千住の車掌仕事している

ハチ公を見飽きれた頃やっと我も風景東京の人なり 地下鉄で帰ろう間がない思い出が外気に触れて冷めぬように

終電だ走れと故郷の旧友が無ければ戻ってこいと言う

1000年の恋冷むような形相で一人潰した酎ハイの梅 洗濯で溶かした縁遠い名刺をはたいて元の世界に乾かす

今日聴いた音楽

自分で自分の面倒を見ないといけない世の中だ。
自分で自分の機嫌を取らないと仕方ない日々だ。
SMAPの「しようよ」という曲、矢野顕子さんがピアノ弾き語りでカバーしており「目を見ればわかるなんて ちゃんと言わなきゃ 分からない 君がいなけりゃ淋しい」という歌詞があるのですが、これがまさに言い得て妙で、10代の頃に聞いた時おそらく製作者の意図を超えて僕はいたく感動した。

学生時代はその真っ当な言葉に

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この僕を最低な奴と気付けぬ人のお世辞はうまく効かない

劇的なスペクタクルを求めてるあなたと分つ飲み会などない

つつましく迷惑かけず飲む酒の溜息ひとつ許してほしい

この歌詞のように誰かを助けたい「悲しいんじゃなくて寂しいだけさ」

オリオン座指差し教えた路傍の爺そんなボケなら老いてもみたい

例えるとエアーポッズほど縮んだコンビニレンジの僕のパン

挨拶は礼儀ではない過去未来現在楽に教える手段

秋なくて今年は着れずの薄袖は春へ持ち越し楽しみに待つ

「露光」

たくさんの思い出 レンズ越しの景色達
僕はカメラ 羨ましい
こんなふうに過ごしてみたかった

人間のあなたたち機械ではないから
ファインダーはみでた時ほど笑い転げ
シャッター間に合わぬほどの迷いの結晶
フィルム残らなくてもその目に焼き付けて
データ消えてしまっても光は消えない
カメラが壊れたとしても

人間のあなたたち時に壊れたように
ピント合わなくていいぶれていいボケていい
絶景目指しはじめた場

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ちょっとした外出くらい鍵閉めぬようでありたい心の戸締り

背伸びせず姿勢気をつけ身体測定大人も身の丈測り測られ

10秒で終わる用事重い腰あげるの3日済めば祝宴

場暖め加湿し熱茶振る舞えるストーブのヤカン尊敬してる

のり弁は冷めた方が美味い様に機を熟すだろうその後悔も

生涯のエンドクレジット載らないが一生を彩るとんかつのキャベツ

フェイクグリーンより日々の面倒迎え入れよう僕を育てた母のように

ソファ位置しっくり決まった頃更新せわしい浮世永遠の引っ越し

サンタさんがんばれゴエモンありがとうセーブした笑みロードする今

キープした半額寿司とられたスーパー見切りつけよう品ではなく我

僕ら所詮獰悪同士肩ぶつけ角が削れて人型になる

国道の喧騒塞ぐハンバート遠回りでも路地を行きます

かけっこで擦りむいた血笑ってくれたお前とならば何処までも走ろう

ランニング羽根木を旋回未来への路傍の足音拾って歌う

多種多様に隠した弱さ問うてくる鳩を避けながら歩く人

枯れるから限りあるから美しい花とエントランス飾る君

小田急の代々木上原で降りそうな人が代々木上原で降りた

物心つかぬ頃にベビーカーから眺めた世界今も続くのみ

後悔はロケット鉛筆の要領で芯替え書き換え忘れるほかなし

焼肉の真っ黒こげは後輩に食わさぬ愛しき吉本興業

電車賃なくて携帯壊れてる後輩咎めようか讃えようか

信頼の人が信じてくれる自分が一番信用ならない不思議

東京の関西饂飩は讃岐なり難波天政のつゆ恋し

今ズボン履けば何十年先の未来が好転しそうな薄暮

ロックスター的な振る舞いやりたい2割できなくてよかったが8割

大河観て着物が綺麗じゃ変だと言う飲み屋で部屋着の幼馴染

人見知り病気じゃなくて身を守る方法探す似た者同志

劇的な人や事持て囃されるが僕は君の屁だけで3日は笑う

忘年会のコースが自然と4000円俺達大人になったと言う同期

エモいという形容詞でおしゃれに捨てた目的の残骸拾いにいこう

目黒川夏臭うらしい関係ない住んでそのこと確かめたい

早朝にUFOキャッチャーいきたいとワームな電話掴まれた心

知らないと君にも嘘をつかせぬ様言えない秘密誰しにもある

アウターのジッパー噛んで前後ろ進めない様我に似ている

白米にシチューを笑わぬ僕らで今日マカロニいれてグラタンにしよう

類語辞典調べてみてもこの気持ちほかにないから恋だと思う

捨てれずのおにぎりフィルム長旅の果ての駅で左様なら達者で

名も知らぬ人とこらえるバラエティ今宵もロウリュサービスに拍手を

終電のヒトと動物の境目で頑張れ小田急サラリーマン

可哀想とだけ言ってほしいのに北千住の車掌仕事している

ハチ公を見飽きれた頃やっと我も風景東京の人なり

地下鉄で帰ろう間がない思い出が外気に触れて冷めぬように

終電だ走れと故郷の旧友が無ければ戻ってこいと言う

1000年の恋冷むような形相で一人潰した酎ハイの梅

洗濯で溶かした縁遠い名刺をはたいて元の世界に乾かす