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じゃんけんの攻略法? 確率vs直感

『じゃんけん』っていうすごい公平なジャッジの手段あるじゃないですか?あれって公平というのが共通認識であるから使われ続けてますよね。

その公平はどこからやってきているかというと、3種類のパターンをランダムで出し合い、三すくみの関係から勝ち負け(あいこ)が決まりるという通常個人差の出ないルールだからですね。

今日はそこから転じて、確率と直感についての話しです。


Case.1 じゃんけん

じゃんけんて直感的にはすごく公平なルールですよね。でもある場合においては実は攻略法が発生します。ご存知でしょうか?

ご存知の方もいらっしゃると思います。偉大な研究をされている方がいらっしゃいまして、サザエさんじゃんけん研究所です。

素晴らしい考察ですよね。ポイントは、スタッフがじゃんけんの何を出すかを考えることによってランダム性が失われ、同時に攻略可能になっているわけです。

なので、「じゃんけん」は直感とは裏腹に、高確率で勝つことができる場合があります。



Case.2 サイコロ

つづいてサイコロです。(当たり前だろって怒られそうですが、直感と確率の表現ということでご容赦ください)

「サイコロを6回投げて1回でも6の目が出る確率は?」

 なんか100%って言いたくなりません?(ならないですかね涙)

100%と言わなくても、それに近いような感覚になりませんかね?なるということにしてほしいです。1/6が6回だから1回くらいでるっしょ。ということで。でも、実際には約67%で2/3ですね。意外と渋いですよね。そう思ってほしい。


Case. 3 モンティホール問題

直感が合わない代表といえばこちら「モンティホール問題」です。こちらもご存知の方は多いかもしれません。見たことない方はぜひ一度調べてみてください。

何年か前、「平成教育委員会」という番組でビートたけしさんがやってました。それを見た自分はあまりに直感に合わず悶絶したのを覚えています。

拙いですが文字で説明するとこうです

1.3枚の封筒があります。
2.そのうちの1枚にコインを入れます。
3.あなたは、どの封筒にコインが入っているかわかりませんが1枚の封筒を選びます。
4.司会者が選ばなかった2枚の封筒の中身を見て、コインの入っていない1枚を捨てます。
5.あなたは最初に選んだ封筒と、司会者が捨てずに持っている封筒を交換できます。
Q. 交換しますか? しませんか?

今はもう理解を得たので直感的に「交換する」を選択できます。最初の頃は交換しようがしまいが1/3は1/3だろ!って思ってました。本気で。とっても好きな問題です。



まとめ

急にまとめるのですが、意外と直感に反することが世の中には多いってことをまずは言いたかったのです。しかし、上の3つの例によってからくりを理解すると直感がだんだん正しい確率に近づいていきます。

つまり、「直感とは、いままでの経験で培った引き出しでもって瞬間的に大局観を得ている」ので、経験によって直感と確率を近づけることができるというお話しでした。



さいごまで読んでくれてありがとうございます。今日はダジャレを贈ります。

「正露丸 糖衣Aと言えー!」4649!

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