なんじは画れり
今日も世の奴隷道徳を糾弾する。
飲食店ばかりずるい〜苦しんでるのは俺等も一緒だ〜
平等に補償しろ〜
政府は仕事しろ〜
馬鹿ばかりだ。
俺が我慢してるのに泣き言言うな!なんてのもあるが、その理屈を是とするなら、俺はお前の前に汎ゆる人の中からお前より優れた努力をした人を探し出してやりたい衝動にも駆られるし、
またそんな理由で他人の言動を制限する不当を訴えたい気持ちもどちらも持ち合わせている。
要するに独りよがりのクズだと言うことだ。
しかもこのクズども、コロナでそこまで我慢せねばならない理由を全く示せないまま一年が過ぎた。
コロナ脳⇒感染拡大が凄いから国民が我慢するのは仕方ない!
俺→インフルエンザはもっと凄かったが我慢してきたのか?
脳⇒インフルエンザはワクチンも治療薬もある!
俺→あるのにコロナより死んでるのは問題ないのか?
脳⇒致死率が高い!
俺→変わらんし率より死者数、重症者数の方が重要だろ。
脳⇒じゃあエボラは怖くないのか?
俺→いやエボラは感染力低いし、万一発生したならそれこそ局所的に封鎖だろ
てか自殺その他経済被害は放置すんのかよ?
脳⇒自殺はコロナとは関係ない!企業が潰れるのも寿命だ!
俺→ならコロナも寿命だろ
脳⇒人の命を何だと思ってる!!
みたいな頭の悪さが度外れてるのがコロナ脳だが、結局この一年、彼等は我慢以外の選択肢を全く提示しなかった。
そして我慢と関係なく感染者数は推移した。
それこそ気候的な問題が大きい。
冬に人が多く死ぬのは当たり前の話。ウイルス達は活潑になるし、人間は体力が弱る季節だからな。
そして医療体制も何もしてこなかった。
結局コロナ脳含めて誰も本気でコロナを無くそうとは思ってなかったと言うことだ。
彼等がやってたのは、コロナとどう向き合うかではなく、
コロナを怖がる自分は良識派で、怖がらない奴等はコロナをバラまく悪魔だ、と言うカルトの布教だけだった。
だから結局彼等はコロナが問題ないとなること自体が避けねばならぬことで、
この信仰自体に生きることが目的となってしまったのだ。
だから彼等は本気で問題と向き合わない。
信仰が答えを出してくれたから。
そして信仰そのものの為に生き、思考を捨て、自分で限界を設ける。
なんじは画れり
(無理なんじゃない。お前が勝手に諦めただけ。やってないだけ)
こんな奴隷道徳の声は真面目に聞いてはいけない。
我々の人生も社会も、勝手に不当な限界を設けられる。
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