子育て家族の防災講座に参加して

防災講座参加の経緯と想定読者

 上沢聡子さんが講師とし招かれていた江東区の防災講座に参加してきました。経緯としては、子どもが3人もいること、まだ子どもたちが幼いこと、水害の多い地域に住んでいることがありました。この講義自体は地震がメインだったのですが、自宅での避難生活のほうが家族のためにとって良いと考えていたため、それを想定した場合の様々な気づきがありました。今回は私が気づいたポイントについてまとめておきたいと思います。

講座概要

 講座自体は区が提供していたので、上沢さんの講義+区の防災のお偉いさんが区の情報について提供してくれました。合計150分の講義だったので、かなりの情報量でした。上沢さんの講義に関する情報は以下のホームページが詳しいかと思いますので、詳細は割愛します。資料もいくらか公開されてあります。

概要だけお伝えすると、
ー地震発生後12時間のシミュレーション
ー直後の想定被害
ー避難所にいることの難しさ
ー在宅避難のコツ、備蓄、などなど
という話でした。

知れたこと、気づいたこと

自分の地域の大規模地震発生確率や、被害想定は、ネットで住所からだいたいわかる。断水は都内でも45日くらいと結構長い。

寝室は、窓に飛散防止フィルム、スリッパを別途サイドに常備、エアコンの落下防止など、寝ていたとしても安全な状況を作っておくこと。

部屋の中で一般に台所が一番危険。地震発生したらすぐさま移動。

転倒防止グッツのうち、家具と天井の間に突っ張り棒を入れる場合は、天井の梁に沿って入れないと天井が抜けて効果薄。

外に出られない状況で助けを呼んでも雑音でかき消されて体力を消耗するだけ。ホイッスル、最悪金属を叩いて音を鳴らすと良い(周波数が違うため届きやすい)

東京でも給水車は14,5台。大規模災害のときは、来れない可能性が高いので、給水所を確認(江東区は2キロ以内にはあるらしいが、それでも結構大変。備蓄大事。)

赤ちゃんのおむつは、BOSの袋がにおいが漏れなくて優秀。

物損等の被害はスマホの写真を活用。保険申請に使えることもある。

171の使い方は家族で確認しておくこと。(どの電話番号で登録するか決めておくこと)

避難所に逃げていることを家の表に表示すると空き巣が入りやすくなる。

母乳が恐怖で止まってしまうことがあるが、正常な防御反応で安心したところにしばらくいることで再び出てくるので焦らないで。

他にも資料にたくさん為になる情報が載っていたので、講義を受けるチャンスがある人は是非受けることをオススメします。

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