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電話は緊張するし怖い…コミュ障の私がラクになった簡単&意外な方法!

コミュ障にとって、会話はまさに鬼門。

それはリアルだけでなく電話で話す場合も例外ではありません。


ここへたどり着いた人は電話に対して苦手意識があり、少しでも気楽に構えられたら…と考えている人たちだと思います。

私もとあるキッカケで自分がコミュ障だったことに気付き、それ以降はなしくずし的にあらゆる手段のコミュニケーションに苦手意識が芽生えてしまい、相手の顔が見えないはずの電話でもやたら力が入るようになってしまいました。。


☑沈黙になるとドギマギしてしまう…
☑伝えたいことが途中で飛んでしまう…
☑話があらぬ方向に脱線してしまう…

中には電話の時にこんな風になる人もいると思いますが、まさにちょっと前までの私がそんな感じでした。


今回は、自分がコミュ障だと分かってから電話がニガテになってしまった私のエピソードを紹介します。
あわせて、そんな私が実際にやって効果のあった対処法を紹介します。
誰でもできる簡単な方法なので、ぜひこのまま読み進めてみてください!


自分がコミュ障だと気づいた就活時代

いきなり話は飛びますが、【コミュ障】とは医学的な診断名ではなく、自分の自己評価もしくは他者のウワサ・耳打ちによって決められるものです。

私の場合は自己評価でそれが分かり、その時大学4年で就活していた頃のことでした。

かねてから目指していた会社があって、そこを第一志望で活動。学校推薦を取りました。
いざ入社試験の当日を迎え、勉強は得意だったので筆記試験はそれなりの手応えでしたが、最初の一次面接で面接官が、

『今後もうちの会社が存続していくためにはどうすれば良いか?あなたなりの考えを聞かせて欲しい。』

と質問したことに対して、自分のバイトの失敗談⇒直近で起きた不祥事の話⇒丁寧・誠意ある仕事をすること(覚えている範囲です…)という流れで回りくどい説明をしたことが全ての始まりでした。
当然面接官には主張が伝わらなかったので、そのことをさらに掘り下げて聞かれた時に10秒ほど沈黙が流れ、結局『分からないです…』と答える始末でした。

その後の質問に対しても、詳しくは覚えていませんが自分としては『こんなはずでは…』と悔やまれるような有様でした。

ただ声の大きさにだけは気をつけていたので、面接の終わりには『ありがとうございました!』と元気さだけはしっかりアピールしました。

そして、思っていた通り後日ゼミの教授を通して不合格が言い渡され、その理由として、

☑コミュニケーション能力が不足
☑質問したことに応えられておらず、柔軟性が問題

と詳しく伝えられました。


そしてなぜか、良かった面も伝えられ、

☑真面目でよく勉強している
☑意気込みも伝わってきて熱意も感じた

だったとのこと。

だけど、結果は不合格だったのだから、わざわざ良さを伝えてくれたのはせめてもの慰めのためかと思いました・・・


それを機に、5社ぐらい面接を受けて軒並み不合格・・・。全て面接でOUTでした。
ある会社の面接では、聞かれてもいないゼミの教員の名前をわざわざ伝えてしまったり、とにかく自分の口が言うことを聞いてくれないといった感じでした。


それ以前からも人と話すことはあまり好きではなく一人の時間が至福の時だと感じていましたが、それは単なる自分の性格だと軽く考えていました。

だけど、就活という試される場で全く対応できなかった事実が重なり、自分がコミュ障だと自覚せざるを得なかったわけです。


プライベートでも電話でもヘンな力が入るように…

初めての就職面接に失敗し続けて以来、それが引き金になって

『自分はコミュニケーションができない”コミュ障”だ…』

というセルフイメージが出来てしまいました。


セルフイメージって自分自身をマインドコントロールする力があって、例えば自分は貧乏人だと思ってしまうと本当にそうなってしまいます
怖いですよね…。
自己啓発本のたぐいで【思考は現実化する】という言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、私がコミュ障になったのは、

☑自分は人と話せない。
☑話の引き出しが少ない。
☑話しても伝わらない。シラける。

と無意識のうちに頭の中で唱えた結果、コミュニケーションにおいてどんどん悪い方向に進んでいったのです。


コミュ障になってからというもの、何年もつるんでいる友人と2人で居る時でさえ力が入るようになってしまい、会話において『相手を退屈させてはいけない』と躍起になり過ぎて余計に空回りすることもありました。
それ以前は、あまりそういうことはなかったのに。。


そして、その悪影響は電話にも及ぶようになったのです。

何より、電話での沈黙は最悪・・・
普段の会話で起こる沈黙のほうがマシに思えるほど。

リアルの沈黙なら多少ごまかしが利きます。
携帯をいじったり、あさっての方向を見たりなど、言葉が出ないなら行動・態度で乗り切ることが出来ますが、電話の場合それが一切伝わらないから沈黙の気まずさは倍増されてしまいます。

かつて付き合っていた彼女との電話は、それこそ地獄でした。
相手からかかってきた電話ならまだしも、特に自分からかけておいて話題がないなんて面目丸つぶれになってしまうからです。


また、何とか就職できた会社ではエンジニアとして働いていますが、営業マンのように1日何十本もの電話に対応することはなくとも、やはりエンジニアとして関係部署と電話でやり取りすることは多いです。

会社の内線・外線は基本的に仕事に追われている時に使うので、沈黙に対しては”気まずい”という概念すらありません。
しかし、かつての就職面接のように話が変な方向に飛んだり回りくどい説明をしたりなど、必要なことが相手に伝わりづらい面で苦労していました。

相手に『それってどういうこと?』とツッコまれたときなんかは焦って額から汗が噴き出すこともあり、しかもそれが周りから見てハッキリ分かってしまうので余計に焦ってしまうなんてことも多々ありました。

だって、自分としてはベストな伝え方で説明しているつもりなんですから、それで分からないと言われるとどうして良いか分からなくなります。


こんな風に完全に負のスパイラルにはまってしまったため、日を重ねるごとにどんどん悪い方向に堕ちていきました。
ただ、それが原因で引きこもったりすることがなかったことが不幸中の幸いだと思っています。


電話に対してもすっかり苦手意識が根付いてしまった私ですが、そんな最悪な状況から少しだけですが良い方向に戻すことができたエピソードを次の章以降でお話していきます。


コミュニケーションの手段は電話だけではない!

電話まで苦手になってしまった…。
いえ、むしろ電話のほうが緊張するし怖いと思うようになった時、私は一度原点に立ち返ってみました。

📌電話がイヤなら、メールやLINEなど文字のコミュニケーションで良い。

ということに気付いたのです。

そりゃそうですよね。
極論、モールス信号やのろしなんかでも良いわけです(笑)


私なんかは、妻と初めて電話したのは婚約してから両家に挨拶するときの待ち合わせでした。
ということは、会っていないときはメールやLINEだけでも十分つなげられるということですよね。

苦手意識が取れないまま無理に電話をしたって、自分のイメージを下げてしまうだけですし、そんなリスクを背負うぐらいなら、得意な手段でコミュニケーションを取った方が得策です。


ただ、どうしても電話を使わずにいられない状況もありますよね。。

それが、次の章で説明することです。


会社の電話からは逃げられない…そんな時は?

プライベートでは何とでもなりますが、特に会社では内線/外線があります。

私と同じ(エンジニア)ように完全に内勤だけの人でも、内線ぐらいはほぼ必ず使うでしょう。
それも仕事上必要だから、電話で話すことからは逃げられません。


特に私なんか内線は携帯端末で持たされていて、絶対に逃げられない状況なんです。。
いつもいつも自分にかかってきたらビクッとするし、自分からかける時もかける前に3分ほど話す内容を頭で整理するクセが付いてしまったぐらい。

話すことに苦手意識を持った人がよくやるのは、話す内容をあらかじめ考えて整理しておき、その通りに話を進めようとします。
私の場合ですが、それをやってもあまり効果がなかったどころか、余計に上手く話せなくなってしまうのです。


『準備するほど上手くいかないなんて、もう詰んだのでは?』

そう思った時でした。

📌【意外にもかかってきたときのほうがリラックスして話すことができる】

ことに気付いたのです。


どういうことかと言うと、相手から電話がかかってきたときのように、自分からかけるときもエイヤー!と腹をくくっていきなりダイヤルしそのまま話すと意外にもスムーズに話せたのです。


私が思うに、セリフを一語一句考えてその通りに話そうと準備してしまうと、1文字でもコケるとそこからなしくずし的にコケてしまい、結局言いたいことが伝わらなくなってしまうからなのではと考えます。

つまり、頭であらかじめ考えてしまうと絶対にその通りに話せないといけなくなるから、余計にプレッシャーになってしまうわけです。


それから、これは私の特性かもしれませんが、言葉やセリフは最初に思いついたものがベストだったことが多いです。

なので、余計に事前に頭であれこれ考えると逆効果になる傾向なんです。


あなたがもし、私のように電話で話す前に頭でセリフを考えて準備しているにも関わらず上手くいかないなら、ぜひ一度考えることをやめてぶっつけ本番で電話に臨んでみると、意外と上手くいくかもしれません。


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