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傷ついた片割れの、過去からの救出 ①

人が生きていると、人生の問題に直面することがあります。
日常的に起こる些細なものから、人生の岐路になるような大きなものまで。
その一つ一つにの問題に直面する時、心の中で感情を感じていると思います。

問題に直面した時には、ネガティブな感情を感じやすいと思います。

周りの人が助けてくれなくて、人に対して怒りを感じる。
人は持っているのに自分は持っていないものに意識が向いて嫉妬してしまう。
自分がお金、健康、才能などを持っていないと感じて、落ち込む。

また、人生の岐路になるような問題に直面している時には、
与えられた出来事が大きすぎて解決できないように思え、絶望感を感じる。
自分の大切な人のために何もできない自分に対して無力感を感じる。

普段はポジティブな人で、問題となることが目の前にやってきても精神的なタフさや持ち前のポジティブさで解決してしまう人がいます。そうした人でも時には、内面に生まれてしまうネガティブな感情をコントロールできない時もあります。

私たちが問題に直面してネガティブな感情を感じた時、それはこれまでの人生のどこかで感じた感情の再体験であったりもします。過去に出会った人との間でのコミュニケーションの中で、自分自身が傷ついて嫌な気持ちを味わった。そして、その体験と似たような体験であったり、別なタイプのものでも似たようなシチュエーションを体験することで、そのネガティブな感情を再び感じたりします。

今感じている感情は人生のいつの時点で初めて感じたのか。

(②へ続きます。)


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