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本づくりの仕事がしたくて製本の学校に通い始めました⑨手製写真集を再制作

こんにちは、UMA(ゆま)です。昨年(2023年)から製本学校に通い、この春、1年間の基礎コースを終えました。修了制作としては、自分の写真集「記憶の方舟」を作りました。これです(↓)

サイズは250mm x 250 mm x 20 mm。麻クロス貼り。62ページ。写真点数28点。日英併記。タイトルは大きく入れず、右下に小さく「福」の字を(小さすぎたかなー?)。クイックアート社の「パウダープリントシート」を使用。

自分ではまあまあ満足していたのですが、講評会では、製本とタイポグラフィ界の生けるレジェンド(!)から厳しくも愛あるアドバイスをいただき、「まだまだ感」でいっぱい。

というわけで、一念発起(?)して作りなおし〜!!!

表紙も、「麻クロスを貼ってみたかった」気持ちが満たされると物足りなくなったので、変更。単にジャケットを巻いてもよかったのですが、それでは面白くない。あれこれ考えた末、オリジナルの銀塩和紙プリントをそのまま表と裏に(板紙にピシッと)貼りました。

縦はぎりぎり。横を少しカット。板紙にしっかり貼ったので、裏打ちしたみたいになりました。和紙のしなやかさで、辺も角もきれいに折りこむことができました。
背板紙の幅を調整。手書きの外題を貼りました。紙は写真をプリントしたのと同じ上川崎和紙。楷書体にしたほうがよかったかも……。
組版も修正。

製本学校に通った主な目的はひとり出版社を立ち上げることで、それは達成したのですが、こういう手製本つくりをふくむアート活動も会社の事業目的に入っているので、私自身、製本修行はさらに続けていきたいと思っています!

というか、楽しいんですよね、結局。手を動かしていると。

手で本を作ることに興味のある方、私が通った学校はこちらです(↓)
遠方の方はリモートでも学べます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。これからは、ひとり出版社1年目のことなども書いていきたいと思っています。

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