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念願の「clubhouse(クラブハウス)」!:初日の感想

SNSはもうやらないと決めて1ヶ月ほどだが、流行りモノには手を出したくなる性分で、フェイスブックとインスタを駆使し「招待してくれ」と節操もなく投稿して、晴れて噂のサービス「clubhouse」のメンバーになれた。
こういうサービスに参加すると、ミクシィとか食べログに我先にと乗り込んで使いはじめた15年位前の頃を思い出す。

まず感想、ラジオとの違い

率直な感想としては、他人のミーティングや雑談、ブレストを除き見(聞き)してる感じ。

他の書き込みでもあるように、「音」を聞いているだけなので、確かにラジオ番組みたいな感覚だが、

* 台本がない=忖度がない=展開が読めないおもしろさがある=一方で、いつ終わるのかもわからず、だらだら続く可能性もある
* 何なら自分も話す側に立てる=まったく知らない人と交流できる

といった違いは感じられた。

親近感がいいよね

僕がもっとも良いなと思ったのは、有名人、芸能人ではない、あくまで自分と同じようなフィールドに居るサラリーマン(ただし意識高い系)の話が聞けること。

芸能人が喋ってるのを聞くくらいなら、テレビやラジオで充分かなと思うが、noteで見かけて気になってるような人の話を聞くことができるのが、クラブハウスの魅力のように思える。
で、そんな人とclubhouse上で繋がれるとしたら、よりリアル感がある。
デジタルの文字の世界の繋がりと、声が聞こえる世界だったら、声の方が肌感や温度感があって自分にプラスになった実感ができるのだろう。

参加した方が絶対に楽しい! でも…

ツイッターが、「他人のつぶやきを見てるよりも、自分もつぶやくことの楽しさに気づかせてくれたツール」だったのだが、このクラブハウスも「他人が喋ってるのを聞いてるよりも、自分も喋ってみるとすごく楽しいと気づかせてくれるツール」のように思う。

しかし、この段階になっての大きな欠点というか、壁のようなものがあったりもする。
家族と居るような環境だと、喋る側にはなかなかまわりづらいことだ。

家族と一緒の空間に居ながらも一人でスマホを見てるとか、一人でゲームをしてるのとは違い、急に「clubhouseで喋りだす」という行為にはまだ市民権が与えられていない。
ので、家族が居る隣で急にスマホに向かって自己紹介して、まじめな議論に参加して自分語りをするなんてのは、ハードルが高すぎる。
こっ恥ずかしいったらありゃしない。

僕もclubhouseデビューの初夜として、ずっとアプリ内を物色し、参加して交流してみたいルームやユーザーもちらほら見受けられたのだが、どうも躊躇して、自己紹介して意見を言うなど喋る側にはまわれなかった。
今のところ完全に一人で居るとき用のツールのように感じる。
でも朝起きてから夜寝るまで、意外と一人っきりの時間ってないよね。

近い将来起こるトラブル予想

ところで、clubhouseはアーカイブが残せないらしいが、そのうち録音する奴が出てきて、芸能人の失言なんかを曝すなんてことが出てきそうだな。
そうなったら、もうその後は「第2のツイッター」になり下がりそう。
まあそういう民度の低いユーザーが増えないために承認制にしてるのかな。

※追記
と思ったら、録音やメモは禁止事項らしい。
つまりは、clubhouse上での会話は、すべて「オフレコ」というテイである。
とはいえ、日本人が読まない「注意事項」に英語で書かれているため、知らずに録音するような人間は出てくるだろうね。

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