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つるっ!うまっ!「う米めん」でお米を食卓に取り入れよう!

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子です!

「米粉」ということは、文字の通りお米を粉にしたものが原材料となっているう米めん。その名前にも「米」という字が入っています。

今回は記事のタイトルの通り「お米を取り入れよう!」がテーマです!

米の消費量が減った理由

まずは皆さんにお聞きします。

普段からお米、食べていますか?

皆さんの食卓にはごはんが並んでいるでしょうか?

小学校などでも習うように日本のお米の食料自給率は97%ととても高く、昔から生産されてきました。日本の主食といえば米。だけど、最近は年々消費量が減っています。それはなぜなのでしょうか?

A「品目別自給率」とB「国民1人1年あたり消費量の変化」

そもそも、日本人の主食がお米になった歴史的背景を調べてみると、主に以下の4つが挙げられていました。

  1. お米にはエネルギー源となる炭水化物が多くふくまれている

  2. 日本の気候と米の栽培環境が合っている

  3. 長期間の保存が可能

  4. 日本人の味の好みに合った

 お米は今から3000年程前に中国から日本に伝えられ、そこから現代まで愛されている食品です。この長い歴史的背景も相まって、日本におけるお米の食料自給率は97%と高いことも納得ですよね。
私の住む須賀川市も田園風景が広がり、秋の黄金色に輝く風景は見惚れてしまうほどです。
また、福島県のお米は米食味ランキング(日本穀物検定協会発表)で特Aを獲得するほどの名産地でもありますし、見て良し、食べて良しの素晴らしい食品だと思います。

では、そんなお米の消費量が減ってしまった理由はなんでしょうか?

農林水産省「米の消費動向に関する調査の結果概要(参考資料5)」令和2年3月より

農林水産省の調査では色々な理由が挙げられていますが、その中に「炊飯をする時間がなくなったから」「準備に手間がかかるから」というものがありました。

私自身も働きながら子育てをしていて、食事の準備に割く時間というのは短くなってしまいます。様々な環境の中で忙しいママ達にとって、できる限り準備に割く時間は減らしたいですよね。

お米をといだら吸水させ、その後はボタンひとつで炊飯は可能なものの、炊き上がりまでに40分程度かかります。忙しい朝も、疲れて仕事から帰ってきた夕方も、炊飯のために時間を割くのはかなりハードルが高いように感じてしまうことがあります。また、冬場の米とぎは手も冷たく乾燥や手荒れにも繋がります。ママにとって米とぎだけでなく日々の家事の中で手を洗う頻度が多い為、「お米を炊く」という行為から自然と遠のいてしまっているかもしれません。

また、「ご飯よりもパンや麺の方が味がよいから」という回答も見られました。パスタ、うどん、そば、そしてパン……どれもおいしいですよね!私も大好きです。食嗜好の変化はもちろん、ごはんのように準備に時間がかからない点はいいですよね。

このように、様々な理由から段々と米離れしていることがこの調査の回答からわかりました。
でも、米どころ福島県に住む私としては多くの人にお米を食べてほしいという気持ちがあります。福島県に限らず、日本にはおいしい米どころがたくさんあります。自分の住んでいる地域のお米を食べることによって「地産地消」にも繋がります。
また、国内での生産が主なお米は食の安全も確保されていますし、体にも環境にも優しいですよね。そして、日本人の体質的にはパンやパスタ、うどんのような小麦ではなく米食の方が体質に合っているため、私は米食が大切だな、と感じています。

「お米は太る」は誤解!?

前述した調査回答の中に「副菜・おかずを食べる量を増やし、主食の量を減らしたから」というものがありました。食事のバランスは性別はもちろん、活動量などでも変わってきます。最近はダイエット目的のために主食を減らす、あるいはお米を食べない、という方もいらっしゃいますが、「お米は太る」というのは誤解なんです!

ごはんは小麦などの粉からできているパンや麺類と違って粒のままで摂取するため、パンや麺類よりゆっくりと消化・吸収されます。ゆっくりと消化されるお陰でおなかは空きにくく、また腹もちがよいことから間食が少なくなります。ついつい、手が伸びてしまうおせんべいも、ごはんのお陰で防ぐことができます!
また、その結果体に脂肪を溜めるホルモンの分泌が緩やかで、体脂肪の蓄積が抑えられると言われています。

他にも、栄養素的にもお米には血液や筋肉など体の形成に必要なたんぱく質の他に、ビタミン・ミネラルも多く含まれていますし、通常の白米ではなく、胚芽米や玄米、精米具合を7分付きなどにすると食物繊維を摂取することもできます!

つまり、お米はとても栄養バランスのいい食べ物ということなのです!

とはいえ、もちろん食べ過ぎはNGですよ!

農林水産省「特集1 お米の魅力(2)」より抜粋

う米めんで手軽にお米を食卓に取り入れよう!

ここまで、お米の消費や栄養素・特性的なところに触れていきました。

元々馴染み深い食べ物である「お米」。
たくさんの人に日本の、ひいては福島のお米を食べてほしいという想いもう米めんには込められています。だけにね!

う米めんなら茹で時間4分と短いですし、米粉麺なので現代の食嗜好に合わせて手軽にお米を取り入れることが可能です。無理をせず私たちにできることを少しずつ取り組むことによって、環境や自身の身体への労わりにも繋がっていきます。

楽ちんにおいしく、お米を食卓に取り入れていきましょう♪

参考文献

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