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最近の“食物アレルギー”注目は?

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します!
早速ですが、アレルギーの原因となる食べ物は昔から鶏卵、牛乳、そして小麦粉と言われていました。しかし、最近はちょっとその風潮が変わってきているのをご存じでしょうか。
そこで今回の記事では、日々変わるアレルギーについての情報について、新しく厚生労働省が出したデータからその傾向をみていきましょう。

変化する“原因食物”

食べ物の中には、アレルギー症状として出やすい食べ物&多くの人が発症しやすい食物もある一方、一般的でない少数派な食物&食物アレルギーとなる食べ物など、“原因となる食物”は様々です。
そのような中、いわゆる「即時型食物アレルギー」と呼ばれる、食べてから2時間以内に発疹や喉のいがいがした症状が出るもので、赤ちゃんからおとなまで年齢を問わず発症するものがあります。そして、その原因となる食べ物について、これまで原因食物の多い順として鶏卵・牛乳・小麦で報告がされていましたが、厚生労働省が出している「令和3年度 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書」では、鶏卵・牛乳・木の実(木の実についで小麦の順)になったと報告しました。

どの段階から木の実の食物アレルギーが増えてくるのか?というと、1・2歳代から第3位に登場してきています。0歳代ではこれまでと変わらず鶏卵・牛乳・小麦の順に報告されていますが、一番不安な離乳食の時期では引き続き気が抜けません。

このように、乳幼児は成長していくにつれ色々な食材が食べられるようになる一方で、それと同時に食物アレルギーの可能性も変化していくようです。
もちろん、子どもの時に限らず大人でも発症する食物アレルギーは少なくありませんが、自分で食べ物を選ぶことができないお子様については、体調と十分に相談しながら食べる食材を選択していく必要がありそうです。


初めての“食物アレルギー発症”となる食材は?

小さなお子様を育てるママやパパにとって、離乳食の時期は不安だらけですよね。
かくいう私も、娘が0歳の時に小麦をはじめとする食物アレルギーを発症しています。

先ほどの厚生労働省の報告書内では初めての食物アレルギー発症となる原因食材についても公表しており、0歳代は鶏卵・牛乳・小麦の順となっていました。

離乳食の時期はおかゆから少しずつ色々な食材を試しながら食べ進めていく時期です。しかし、お子様にとって初めての食材全てが刺激となっていますので、子どもの成長に合わせて適正な時期に適正な量で進めていくことが重要となります。
それでも初めての食べ物。油断していると食物アレルギーとして診断される場合もあります。
子どもの頃の食物アレルギーは徐々に落ち着いてくることが多いですが、一度アレルギーが出てしまうと、その間「何を食べさせてあげたらいいんだろう……」と悩んでしまいますよね。

私自身も悩んで悩んで、育児書をはじめとする多くの本を読んだりして娘の食物アレルギーを乗り越えてきました。
そんな私の経験からう米めんは誕生しています。う米めんはお米でできた麺なので、小麦アレルギーのお子様にとって安心して食べられる食材となります。「おうどんをあげたいな」「パスタ風にして食べさせてあげたい」なんていう時には、ぜひ思い出していただけたら嬉しいです。


カラダにやさしく、安心して食べたいから。

食物アレルギーの発症は私たち自身で防げるものではありませんが、発症した場合にどう対応していくか、どんな食べ物を取り入れていくかが大切です。
国内でもアレルギーに関する研究が進み、国の指針も日々変化していますので、こまめにお医者さんに相談したりインターネットで調べたりするなど、常に新しい情報に触れられるようにしておくといいかもしれません。
もちろん、こちらのnoteでも定期的に情報発信していきますので、是非チェックしてくださいね。


参考文献

消費者庁「食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書」

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