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米粉麺の人気が高まっている事情とは!?

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します!
ありがたいことに、最近もイベント出店時やSNSなど様々な場面で「う米めん!」とお声がけいただくことが増えました。
先日からは「第2回う米めんレシピコンテスト」も始まり、さらにう米めんのレシピの幅の広がりを実感している今日この頃です。
12月18日まで開催していますので、ぜひご応募くださいね!

さて、う米めんの原材料となっている米粉の需要は高まる一方な訳ですが、こんな記事を見つけました。

タイトルから大変インパクトを感じるこの記事。
小麦粉の代替食品として注目を集めている米粉ではありますが、その魅力は代替需要だけではないんです!
この記事では他社の米粉麺の製造販売メーカーさんを取り上げてお話しされています。

・・・が!
う米めんはどうなんだろう?」という方のお声(私には聞こえてきました!笑)にお答えして、いくつかの項目に分けてお話ししていきます!

ちなみに、以前は輸入小麦の価格高騰についてまとめられている記事をピックアップしてnoteにまとめました!
こちらもよろしければチェックしてみてくださいね。


こだわり製法のヒミツ

ご紹介した記事内の米粉麺を製造されている方のお話にもあるように、私たちがつくる「う米めん」もこだわりの製法でひとつひとつ心を込めて製造しています。
製麺の製法は3種類ほどあってそれぞれ特徴があるのですが、どれがいい・悪いではなく、お客様の好みにあった製麺方法で製造することが一番だと考えています。

【圧延製法】
代表的なものにうどん、そば、中華麺などが挙げられます。生地を薄く伸ばしてカットしていく方法です。

【押出し法】
代表的なものにスパゲティや春雨、ビーフンなどが挙げられます。小さな穴から生地を押し出して麺を成形する製法です。

【撚延法】
代表的なものに手延べそうめんや稲庭うどんが挙げられます。生地に時間をかけて撚り(より)をかけながら引き伸ばしていく製法です。

ちなみに、う米めんに採用しているのは「圧延法」。
色々と試して科学的根拠に基づいた結果、一番おいしいう米めんを作れた圧延法にたどり着きました。


OEMの需要

弊社でも行っているOEM(他社ブランドの製品を製造すること)。
自社でお取引しているお米農家さんのお米だけではなく、皆さんが愛情込めて育てた自慢のお米で、小ロットからう米麺を製造させていただきます。
そして、「ごはん」ではなく「麺」という新たな姿へ大変身します。
私たちの工場では現在、白米・玄米や3種類の麺の太さからお選びいただくことが可能です。
最近はパスタなどの麺類が若い方に大人気なので、形を変えながら世代問わずたくさんの方に「お米」を愛してもらえたらと思っています。


コンタミネーションについて

小麦アレルギーの方で米粉製品に対して不安を抱くのが、この「コンタミネーション」。余り聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご説明しますね。
複数の製品を製造している大きな工場だったりすると、他のレーンで小麦製品を製造している場合があります。例えば、販売されている食品のアレルギー表示部分に「本品は小麦を含む商品と共通の設備で製造しています」と書かれていることがありますよね。
つまり、記載されている商品に小麦が使われているわけではないけれど、共通の設備で小麦製品を製造しているので、混ざってしまう可能性があること、それを「コンタミネーション」と呼びます。難しく言えば、食品の製造過程において異物(微生物、薬品、原材料としては使用していない食品やアレルゲンなどの特定原材料など)が意図せず混入することです。
ここで気になるう米めんの製造工場は、小麦を一切持ち込まない米粉専用の工場となっています!
工場自体もグルテンフリーとは、恐るべし。
できる限りの可能性は取り除き、誰でも安心・安全に食べられるう米めんの製造を目指しています。

う米めん製造工場については、こちらの記事でもご紹介しています!

※製造者さんは細心の注意を払って製造されています。ごく少量でもアレルギー反応を起こす方の場合には、この注意喚起表示もしっかりとチェックする必要があります。


心もカラダもよろこぶ「おいしい」を!

いかがだったでしょうか?
小麦アレルギーの方への需要や、コロナ禍により健康への興味関心の高まりから大注目されている米粉。う米めんの製造にこだわり抜いた魅力もたっぷりお伝えさせていただきました!
まだまだ可能性が広がる米粉の魅力、う米めんも負けずに日々精進します!

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