見出し画像

UMAの素 第10回

【都市伝説系】

今回は、【都市伝説系】というカテゴリーです!

都市伝説とは、皆さんもよくご存じの、街のウワサ的に広がる怖いお話です。一口に都市伝説といっても様々な話があるわけですが、今回はその中から、特にUMAっぽいものをピックアップしてみます。多くは、創作かもしれませんが、その中に、もし真実が潜んでいたら…という可能性のお話です。

まずは、超有名どころから!

画像1

スレンダーマン ※写真:Wikipedia

スレンダーマンが生み出されたきっかけは、2009年6月8日にサムシング・オーフル・フォーラムに立てられた「Photoshop でパラノーマルな画像を創り出そう (create paranormal images through Photoshop)」という趣旨の新たなスレッドであった。スレッドが立ってから2日後の6月10日、このフォーラムに書き込んでいた「ビクター・サージ」という利用者が、子どもたちが遊んでいる画像に、黒い背広を着た長軀痩身の人物像を加えた白黒の画像を投稿した。最初の投稿は、写真だけであったが、その後サージは、子どもたちが誘拐される様子を見ていた目撃者の証言のような文章を書き込み、このキャラクターに「スレンダーマン(痩せた男)」という名前を付けた。細身で異常に背が高く、黒い背広を着た、無表情、またはのっぺらぼうの男として描写される。スレンダーマンにまつわる話は、誰かをストーカーとして追ったり、拉致したり、トラウマ(心的外傷)を与えたりするといったもので、特に子どもがその対象とされる。スレンダーマンはひとつの物語だけに登場するのではなく、様々な断片化されたフィクションに姿を現しており、その多くはオンラインで形成されているものである。(wikipedia参考)

これは、思いっ切り創作から始まっていますね。
インターネットを通じて、爆発的に有名になりました。

ただ、単純な創作物では終わらず…

2014年にスレンダーマンが発端で殺人未遂事件が起こっています。ふたりの12歳の少女たちが、同じく12歳の同級生を押さえつけて、19回も刃物で刺したとされる事件でした。少女たちは、オンラインで話を読んだスレンダーマンの「手下」になるための第一歩として、殺人を犯そうとしたと話していたそうです。さらに少女の一人は、スレンダーマンに監視されており、彼女の心を読んだり、瞬間移動したりしてくるのだと信じていたそうです。

怖いですね…

ちなみに、スレンダーマンは映画にもなっています。


続いては、昨今有名になったコチラ!

サイレンヘッド

日本だと、公園などでよく見かける拡声器型のスピーカーの頭をした、巨大な人型生物です。もともとは、ホラーアーティストのトレバー・ヘンダーソンによって、2018年に作り出されたキャラクターです。
初めは、静止画でしたが、Twitterで話題になってからは、色んな方が、動画にしたり、ホラーゲームにしたりしています。

こちらも、非常によくできた創作のようですが、中には「本当にサイレンヘッドを見た」という報告も出てきているというから、すごいですよね…
嘘から出たまことがあるかも!?


続いては、割と昔からあるお話。

下水道の巨大な白いワニ

ペットとして仔ワニを飼っていた人間が、もてあまして下水道に捨てたところ、暖かく栄養も豊富な下水の環境に適応して、巨大に成長してしまった、という都市伝説。
動物にまつわる異常な出来事を研究していた、人類学者のローレン・コールマンは、1843年から1973年までの間に合衆国のあちこちで考えられない場所で、ワニに出会った事例を70件以上も報告している。その中で下水道でワニにあった事例として、1935年2月10日付の『ニューヨーク・タイムズ』に載った記事を挙げている。これによれば、ワニはマンハッタンの東123番通りにある地下道において雪をマンホールに捨てにいった少年達により発見され、レスキュー隊により射殺された。なお、なぜ下水道にワニがいたのかは不明とされている。(wikipedia参考)

こちらは、UMAではないですねww ワニですからww
白いのは、地下で光を一切浴びなくなったからだとか、汚染物質により、突然変異したとか、色々とウワサがあります。たまにアメリカの映画とかで出てくる、地下道みたいになっている下水道って、何にもいなくても、ものすごく怖いですよね…

こちらも昔、映画になっています。


続いては、場所を日本に移しまして。古くからあるお話から。

南極ゴジラ

南極ゴジラは、1958年に日本の南極観測船「宗谷」の船長と乗組員が南極近海で目撃したとされる大型の未確認動物。東宝映画に登場する怪獣「ゴジラ」にちなみ、「宗谷」の船長である松本満次が著書で「南極のゴジラ」と記したのが初で、以後「南極ゴジラ」として知られるようになった。
南極ゴジラが目撃されたのは、「宗谷」が氷海の中で「バートン・アイランド」の後ろを航行していた2月13日の事である。時間は19時頃であったが、その季節の南極はまだ晩夏で白夜の状況であり、視界は良好であった。船橋には船長・航海士・機関長・操舵手らがいた。宗谷の前方300メートルくらいの所に黒い物が見えたという。最初は、先を行く「バートン・アイランド」の投棄したドラム缶かとも思われたが、更によく観察すると動物で、顔を「宗谷」の方に向け、目や尖った耳、全体を覆う焦茶色の毛が判別できた。船長によれば、前から見た顔は牛のようで、頭の長さは70から80センチメートル程度もあったというから、かなり大きな動物と考えられるが、海面に浮いていたので全体の形や大きさはわからない。別の方向から見た乗組員によれば、背中にのこぎりの刃のようなひれがあったとの話である。それは30秒くらい見えていたが、機関長がカメラを取って船橋に戻って来た時には見えなくなっていたので、写真を撮影する事はできなかった。
目撃例はこの1回だけで、映像資料もない。当時の「宗谷」の船長であった松本満次が自著『南極輸送記』でこの事件を記述しているのが唯一の資料と言える。しかし怪獣の目撃という事で話題を呼び、しばしば超常現象研究家・未確認動物研究家らによって雑誌や書籍で紹介されている。
(wikipedia参考)

日本における都市伝説の中の怪獣系部門では、一番の知名度ではないでしょうか。よくUMAの「ニンゲン」とごっちゃにされますが、これらは全く別のお話です。やはり人類があまり踏み入ることのできない土地には、こういう話がつきものですね。

最後は、日本都市伝説の中でも割と新しいお話。

くねくね

2003年頃から、インターネット上で流布している怪談である。起源があいまいであることが多いインターネット上の伝承としては珍しく、最初の発信源が特定されている事例である。2000年にある怪談投稿サイトに投稿された話が起源とされる。その話が、別の者により改変され、さらにこの話が創作である旨を明記した上で、2003年に2ちゃんねるの「オカルト板」に投稿された。しかし、ネット上で伝承していく過程で、この話が創作であるという断り書きが抜け落ち、怪談話の部分だけが一人歩きしていった。同じ年に「民俗・神話学板」でも話題になり、「オカルト板」と「民俗・神話学板」の両方に「くねくね」についての専門スレッドが作られた。やがて、各種の体験談が書き込まれるようになり、話のバリエーションも増えていった。その後2ちゃんねるの中で発展した「くねくね」の話題は外部の同好者のサイトにも広がり、音声・画像・動画などの形でも展開されるようになる。さらに、ネット内のみならず、オカルトライターの手によって、雑誌なども含めた出版物にも取り上げられるようになった。(wikipedia参考)

こちらは、2000年代に入ってからのお話しで、インターネットから超話題になりました。タンモノ様や蛇神といった農村部の土着信仰や古来伝わる妖怪と関連付ける説や、ドッペルゲンガーの一種とする説、熱中症による幻覚説など様々な説が、今も語られています。


本日は、以上となります。
古いものから、近代のものまでピックアップしましたが、とにかくどれも人間の恐怖心を煽る、興味深い話ばかりですね。中には本当の話も混ざっているかもしれません!

所説ありますので、あくまでUMA CREW PROJECTの見解です!

全10回に渡って、UMA CREW PROJECTが考えるカテゴリー別にUMAを紐解いていきましたが、これにて完結です。

と、思いきや、次回はおかわりで【番外編 死体が腐っちゃった系】をお届けします!
お楽しみに~





UMA CREW PROJECT【スマホアプリ始めました】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?