「バラウル」
世界中で語り継がれる、伝説のモンスターを紹介!「World Monster Stories」。第3回目は、ルーマニアの民話に登場するドラゴン「バラウル」。
やはり世界のモンスターを見ていると圧倒的に、竜や蛇のフォルムのものが多い。やはり、どこの地でも人間にとって、神秘的に感じるものなのかもしれない。
まずは、その伝説の内容からご紹介。
どうやら天候と深く関係するようで、空中にも棲むことができ、雲やもや、地下水の流れを操ることもでき、二匹のバラウルが出会って戦うと、大木が根こそぎにされたり、戦い後に嵐がおきたり、雹が降るとも言われている。
また、虹を道として使い、あらゆる場所から水気を奪い、やがて雨を降らしたり、現地では他にラマと称される竜の伝説もあり、共に海から水分を吸い取り、雨雲に貯えるという、よく似た伝説もある。
この伝説にちなんで、ルーマニアで発見された恐竜は、2010年8月に、バラウル・ボンドックと名付けられた。
伝説の生物の名前を実在した、恐竜に付けたというおもしろい例である。
あと、イマイチ何科に属するのかが微妙な存在らしい。
ちなみに、近年世界で大ヒットした”オープンワールド恐竜サバイバルアクション”「ARK」にも登場する。
実況中継されている方の動画が、コチラ↓
現在、続編も制作中だそう。興味ある方はぜひ!
今回は、「バラウル」をお届け!
今後も世界の伝説のモンスターたちを特集していくので、お楽しみに~