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「chatGPT」 対「元塾講師」❗️桃太郎を要約してみよう❗️

どうも。うまちゃん先生です。

巷で話題のchatGPT。みなさんご存知ですか?
chatGPTとは、サンフランシスコのOpenAI社が生み出した最新のAIチャットbotの事です。

参考サイト
https://www.gizmodo.jp/2023/02/chat-gpt-openai-ai-finance-ai-everything-we-know.html

簡単に言うと、テキストで質問を入力すると、それに対する回答がテキストで返ってくるサービスですね。

「チャットbotって、なんか企業のLINEとかで見かけるアレでしょ?もう既にあるじゃん」

侮るなかれ。このchatGPTは、そんじょそこらのチャットbotとは格が違うのです!

なんとこのAIチャットに、googleの採用試験のテキストを入力して回答させたところ、なんとばっちり採用されるほどの回答が返ってきたそうです!

さらに、その採用ポジションは年収2400万円を超えるものだったそうな‼︎


…悔しいッ!人間としての尊厳を削り倒された気分ッッ!


さて、今回はそんなスーパーAIチャット「chatGPT」と、教育歴10年を超えるスーパー教師、「うまちゃん先生」が要約対決を行います。

曲がりなりにも30年以上生きてきたんだから、まだ生まれて3ヶ月のやつに負けるわけにはいかんぜよ!(chatGPTは2022年11月にリリース)


お題は!「桃太郎」!!

今からこの桃太郎を300字で要約し、chatGPTとうまちゃん先生のどちらがより素晴らしい要約かを勝負したいと思います!!

ちなみに桃太郎を英訳すると「peach boy(ピーチボーイ)」だそうです。
蛇足!

どちらがどちらの要約かは最後に答え合わせをしますので、みなさん予想しながら読んでみてください。そして、どちらの要約がより素晴らしいかをコメントで教えていただければ幸いです!

それでは、スタート!


ますはこちらAパターン

昔々、ある所に老夫婦が住んでいました。ある日川に洗濯に出かけたお婆さんは、大きな桃がどんぶらこと流れてくるのを見つけ持ち帰りました。その桃を割ってみると、中から男の子が出てきました。二人は男の子に桃太郎と名づけ、大切に育てました。
桃太郎が大きくなったある日、こう言いました。「これから人々を苦しめている鬼を退治しに、鬼ヶ島へ行ってきます。」二人は桃太郎を送り出します。お婆さんはきび団子を渡し、見送りました。
桃太郎は道中で犬、猿、キジをきび団子でお供にし、鬼ヶ島へ乗り込んで鬼たちをこらしめました。鬼たちは謝り、財宝を返しました。
桃太郎は村を救い、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

そしてこちらがBパターン

「桃太郎」という日本の民話は、老夫婦が川で洗濯をしていると、巨大な桃を見つけ、中から男の赤ん坊が生まれたという物語です。老夫婦はこの赤ん坊を「桃太郎」と名付け、可愛がって育てます。
成長した桃太郎は、犬、猿、キジを仲間に、鬼ヶ島にいる鬼を退治するために旅立ちます。途中、仲間と協力して鬼の手下たちを退けながら、鬼ヶ島に到着します。そこで、桃太郎たちは鬼の大将との戦いを繰り広げます。激しい戦いの末、桃太郎たちは勇気と知恵を合わせて鬼の大将を打ち破り、鬼たちを鎮め、村を守ることができました。
その後、桃太郎たちは村に戻り、村人たちから温かく迎えられました。村人たちは彼らに感謝の気持ちを込めて、食べ物やお金などを与え、彼らは幸せな日々を送りました。
この物語は、勇気や友情、協力の大切さを教えるために語り継がれてきたもので、日本の代表的な民話として多くの人々に愛されています。


さあみなさんっ!どちらの要約がより素晴らしかったでしょうか?

以下、スクロールしていただければ、どちらのパターンを書いたのが誰かわかります!






Aパターン(文字数295文字)はうまちゃん先生!

Bパターン(文字数385文字)はchatGPTでした!


おい!chatGPT!お前、文字数かなりはみ出とるやんけ!!


300字以内で教えてって言ってんのに、385文字とはどうゆうことや!!

文字数指定をガン無視して書きやがって!!

ルール違反なんじゃ!



でも!!


でもなぁ…!!



明らかにあなた(chatGPT)の方がいい要約です!!!


正直、ショックですわ…。

うまちゃん先生の要約の書き方は、

①文字数気にせずに桃太郎のあらすじを書く
②要約のために、不要な文章を削る

と言う書き方でした。その分、文字数はしっかり守れて、抑えるところは抑えた要約になったのですが…。

反面、「桃太郎」を水で薄めたような、簡素な表現のみの物語になってしまったのです。


対してchatGPTは、削るところはバッサリ削って、伝えたいことを重点的に書く、と言う要約スタイル。

特に、きび団子と言うワードすら出てこないのにはびっくり。(桃太郎を象徴するようなワードだと思ったのですが…)

反面、鬼との戦いやフィナーレを熱く詳細に描き、加えて「勇気と仲間の大切さ」を全面に押し出すなんて所業をやりたがった!!

ワンピースかよ!桃太郎って、こんないい話だっけ!?


つまり二つの要約の決定的な違いは、うまちゃん先生は「ただ説明のための要約」、chatGPTは、「伝えたいことを読み手に伝えるための要約」だったのです。


これは…googleで年収2400万行きますわ…。


悔しい悔しい悔しい〜っ!!!

でも君!文字数全然守れてないからねーっ!

その点は僕の方が優秀だからねーっ!


googleさん、いかがでしょう?
年収1000万くらいで僕を雇ってくれませんか?



さて、人間の醜い嫉妬が炸裂したこの勝負、いかがだったでしょうか?

確かにchatGPTはこれまでにない革新的なチャットbotで、人間を明らかに超える部分もあるものの、もちろん完璧なものでもないのです。

chatGPTの正確性に警鐘を鳴らすニュースも出ています。

参考記事
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230214-OYT1T50093/3/

結局は、それを使用する人間こそが大事なのだなぁと感じています。

AIに使われる人になるか、AIを使いこなす人間になるか。

どんな未来が来るにせよ、結局は自分自身を高めていくことが最重要だと思います。現に、chatGPTを使ってみて、とても勉強になることばかりでした。

技術を正しく使用して、正しく成長する。そんな人間になりたいなぁと思ううまちゃん先生でした。


次は負けねぇぞ!chatGPT!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

アディオス!

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