『人が怖い』よ。

結婚生活、幸せと地獄は紙一重だった。
誰もが世界中で一番大好きな人と幸せになりたくて、結婚するだろう。
悲しいかな3年で幕を閉じた。
大好きで大好きで、暇さえあれば巻きついて
本当に大好きだったんです。

でも、私の描く『妻』や『嫁』像と
元旦那の描く『妻』や『嫁』像には
大きく異なりがあったみたいで
それを擦り合わせていくのが夫婦なのだろうけど、
『家の事をきちんと完璧にやって、義親を困らせないようにする』のが嫁の仕事。
だったらしいです。はい。
前の記事で自分の事を『働き蜂』と例えたと思いますが、『働き蜂』って生殖というか出産しないらしいんです。
確かに子どもを作るようなことはなかったし、作るなとも言われていたかもしれない。セックスは全然できなかったから。

 義理の親と旦那の身の回りのお世話、
パート、愛情表現もなくて、感謝されるどころか怒られた。段々心を蝕んでいった。
ほぼ毎日家事に文句言われたりイヤミも言われてて
さすがの私も一人では受け止めきれなくなって壊れてしまった。

家は安心できる場ではなくて
『怒られないようにしなくちゃ』と常に気をはって
『一人修行の場』だった。
まだできる、まだできる、まだやれ、あれもやれ、これもやれ、
もう死んだ。
ワタシがツラいとこぼすと
『強くならなくちゃ』『気にするな』といつも声をかける旦那。
私すごく強いけど。どんだけ文句言われても、一回も口ごたえしたこと無いし
グッとこらえてたよ。
だってあなたの大切な人だってわかっていたから。
でもあなたは、私よりも大切な人がいましたね。だから去りました。

人が怖いし、新しい出会いも怖い。
段々ならしていくしかなくて。
60代くらいのおばさんのお客さんが来ると、身震いがするほどトラウマがよみがえるし、おじさんのお客さんにも身構える。
私にも至らないところはあったと思う。
私一人の労働力では
あなた方皆の希望を叶えることはできません。もうパシりもしません。
壊れた家電も直しません。
勝手に私名義の借金作ってきても払えません。
ご飯の文句をいうなら自分で作ってください。
人は相変わらず怖いけど
少しずつ今まで自分を縛っていたことを少しずつでも解放して、
『やらないことをきめる』
『断る』
これができると生きやすくなる。
あと、『付き合う人をきちんと見極める』
これ重要。
そうすれば人が怖いは克服していけると思う。
世の中悪い人ばかりではないけど、
悪い人もいるということをちゃんと学んだから、見極めをちゃんとしたい。
これからでも大丈夫。謳歌しよう、少しでも。人生を楽しもう。



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