セミナーを1年間やり続けて分かった3つのこと
こんにちは。NJSS事業部マーケティング担当のいけのです。
NJSS事業部では、入札の基本的の仕組みやNJSSの価値を伝えるべく、定期的にセミナーを開催しています。
私はうるるに入社してから1年間、セミナー担当として企画から集客、運営までをひたすら回してきました。そして、小規模の開催ながら、1年でおよそ1,000人の方にご参加いただきました!
今回は、1年間のセミナー担当経験のなかで気づいた3つの「良かったこと」をお伝えします。
隠れたニーズを知ることができる
これまで主に「無料トライアル」によって利用者を伸ばしてきましたが、現在ではセミナーを含めておよそ5種類ものリード獲得施策を実施しています(無料トライアル、展示会、セミナー、資料請求、再トライアル)。いくつかの集客施策を張り巡らせることで、一つの施策では拾えきれなかったニーズを把握することができます。
例えば、セミナーに申し込んでいただいた方を調べると、同じ会社で過去に無料トライアルを登録した方にお申し込みいただく場合も多いです。
トライアルをしたときは予算が無かったのか?
トライアルだけでは使いこなせず、サービスの価値が伝わらなかったのか?
セミナーという施策一つをとっても、「顧客はなぜ今セミナーに申し込み、何を求めているのか」を考えるヒントを得ることができます。
BtoBのサービスは担当者と決裁者が異なるケースが多く、検討ステップが多く期間も長くなります。そのため、会社としての潜在ニーズをすくい上げられるような複数の施策を実施することが重要となります。
自分ごと化し、理解を深めてもらう
実はセミナーにご参加いただいた方にはアンケートのご協力をお願いしていて、満足度を集計してウォッチしています。
3部構成の内容のうち、第3部の満足度が低いことを課題定義し、
・内容がわかりにくいのでないか
・参加者にとって有益な情報を届けられていないのではないか
という仮説を持ちました。
この課題を克服すべく、「入札案件が効率的に見つかるワークショップ」を企画実行し、参加者の方には実際に手を動かして入札案件を見つけ、NJSSの利便性を感じていただきました。
リアルな場で接点を持てるセミナーの強みを活かす工夫を凝らすことで、結果的に満足度の向上にも寄与することができます。
他部署との連携・コミュニケーションが増える
こちらは定性的なお話になってしまいますが、セミナーを企画運営する上で、他のチームの方と接点をたくさん持つことができました。
例えば、下記がありました。
・講師を務めるセールス担当への改善提案
・参加者へのアフターフォローをするセールス担当との認識のすり合わせ
・事業部長との地方出張の調整
・社内体制変更にともなう、セールス課長との調整
業務の調整はもちろんのこと、連携が増えることでお互いの業務の大変さや悩んでいること、「こうしたい!」という要望などを知ることができました。
ある程度の規模の会社や事業部だと、なかなか他のチームが日々何をやっているのか分からなくなってしまいますよね。そんなときに、セミナーのような多部署横断の施策に関与することで、メンバーの思いを知り、楽しく働く事ができます。
最後に
今後もセミナーは続けていきます。そして、今後はより広く多くの方にご参加いただけるよう、エリアを広げ、内容も見直していきます。
社内外の方をも多く巻き込んで、実現に向けて実行と改善を繰り返していきます!
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