鉄分が取れるお鍋を1ヶ月使った結果を検証する
先日、人間ドックの結果が届いた。
私には密かにチェックしたい項目があった。全体の結果にざっと目を通した後、血液検査の貧血項目に目を落とす。
毎年ちょっと貧血気味と言われる私。
いつも基準値よりも低い値が表示されていた。貧血予備軍ってやつ。
無理なく鉄分補給をできないかと考えていた時に見つけたのが、毎日のお味噌汁で鉄分を補えるというお鍋だった。
今年の7月に購入してから、お味噌汁やスープに毎日使うようになった。
基本、夕飯にはお味噌汁を作るようにしている。お味噌汁を作るお鍋を鉄鍋に替えるだけで、鉄分補給ができるなんて有難い。
何かを入れたり、何かを飲んだり、プラスの手間がないだけでグンとハードルが下がる。
今までも貧血数値が気になりながらも、特に何もしてこなかった。そのため、いつも数値には基準値より低い値を示すL(LOW)の印が付いていたのだ。
この鉄鍋を買った時から、実際効果があるのかどうかを人間ドックで検証したいという裏ミッションを密かに考えていた。
その結果を今日は書いていく。
他に意識して鉄分が多い食品を食べたり、サプリを飲むこともしなかった。いままでと同じような食生活でお鍋を替えただけ。
個人的主観なので、このお鍋のおかげだけ、とは断定できないけど参考までに読んでいただきたい。
血液一般(貧血)の検査結果はこちら
基準値より少ない場合には貧血が疑われる項目4つを見てみる。
最初の2項目については、基準値より低い値を示すL(LOW)の印が毎年付いていた。
それが今回は消えた!
他にも貧血に係る項目の数値がアップしており、わずかだが基準値に入ったのが嬉しい。
これは結果が出ていると思っていいのではないだろうか。
お鍋をいつ買ったかというと、今年の7月12日。使い始めたのが次の日だったから、わずか1カ月ちょっとの使用期間。
それでこの効果が出たのは、すごいかも!
もちろん全てお鍋のおかげではないかもしれないが、いままでと生活スタイルを変えていない私は、お鍋のおかげと思っている。
そのお鍋は楽天で購入したもの。
5/31 今日を元気にするお味噌汁パン
見つけてから購入まで正直少し悩んだ。
その理由は、取り扱い方法。
鉄ってお手入れが面倒なイメージ。それで買うのに正直ちょっと躊躇する代物だと思う。
ところが、こちらの商品には「焦げ・錆に強い加工 シーズニング不要」と明記されていた。シーズニングが工程の段階で済ませてあるというのだ。
届いてすぐに使えるのは嬉しい。
そして”焦げやすい、錆びやすい”を加工で改善してくれているのもいい!
とはいえ、お手入れは必要。
調理が終わったらブラシでささっと水洗いして(これは楽)空焚き(コンロに火を付ければ済むので簡単)そして油を薄く敷いて(これがちょっと面倒)コーティングして終わり。
でも毎日やっていると自然と慣れてくる。
私は食器洗いの最初にこのお鍋を洗って、さっと拭いてコンロへかける。
他の食器を洗いながらチラ見して、水がはじけ飛んだようなら火を消して残りの食器を洗い終える。最後にお鍋のコーティングをして終了という流れにしている。
後からやると火にかけるのを見届けたり、ほっといて忘れちゃうなんてこともあるので、これが一番私にはしっくりくる流れ。
買って最初の頃、洗った後そのまま水切りカゴに伏せて、うっかり翌日までほったらかしにしてしまったことがあった。
案の定、赤い錆が出てしまって慌てて洗った。加工のおかげか何とかセーフ。それ以来はやっていない。
一度失敗すると人間学ぶって本当だ。
そしてもう1回やってしまったのが、半分くらいお鍋に残ったまま寝る直前まで放置してしまったこと。いつもならそのまま冷めたお味噌汁を鍋ごと冷蔵庫へ入れてしまうんだけど、それができない。5時間くらい経ったそのお味噌汁は少し鉄臭かった。鉄が十分溶けだしてるんだって分かったのは良かったけど、あまり鉄が強いと味に影響してくる。そして家族に悟られちゃう(笑)
だから残った場合の対処法としては、別のお鍋に移し替えること。
私は野田琺瑯の保存容器を利用している。翌日はそのまま火にかけられるので便利。
この移し替えの手間もちょっと面倒になったと言えばそうなる。
このひと手間はあるが、鉄分が簡単に取れるほうが今の私には勝っている。
今まで何も改善できなかったのが、鍋を替えただけで貧血改善に繋がったと思うから。
このまま使い続けていくつもり。
知らぬ間に家族も鉄分補給できているのは一石二鳥。
来年の人間ドックの数値結果が、今から密かに楽しみでもある。